イカ地方博物館 改装終え本日から再び一般公開

3年以上にわたり閉館されていたイカ地方博物館(”アドルフォ・ベルムデス・ヘンキンス” イカ地方博物館)の一般公開が、本日夕刻から再開される。イカ地方文化局のアルベルト・マルトレル・カレーニョ局長が伝えた。

「文化省と民間セクターの支援を受け、イカ地方博物館がリニューアルオープンします。今回実施された改装工事には、博物館の内外全体におよぶ30年以上前の電気配線や照明設備の交換など、来館者の安全を確保する目的もありました」パンデミック下の2020年10月に開始されたこの改装工事には、ペルー文化省と民間セクターからそれぞれ25万ソレスの費用が拠出されたと同局長は話す。

イカ地方博物館では、コロナ禍に対する国内博物館の安全衛生基準を満たすことができなかったため、閉館による改装を余儀なくされたという。「傷んでいた床材の張替えや、全展示ブースのラミネート加工、煙探知機の設置を始め、博物館のインフラは改善されました。また、イカ商工会議所を通じて民間セクターの支援を得ることができ、60台以上の防犯カメラも設置されました」

イカ地方博物館の見どころは?

イカ地方博物館には、パラカス、ナスカ、ワリ、インカの出土品が展示されている考古学ホールや、葬儀の風習、頭蓋変形や穿頭を受けた頭骨、古病理学的な特徴を持つ人骨などを見学できる生物人類学ホールがあるとカレーニョ局長は説明。

これらは過去30年間の考古学的な調査や発掘によるもので、主にナスカ州のカワチ遺跡一帯や、イカ州ピスコのパラカス港建設工事中に発見されたという。局長は「現在行われている企画展の後は、ミイラを始めとするパラカス港の出土品に関する企画展が開催される予定です」.と付け加えた。

パジャールの部屋

今回新設された「パジャール(ライマメ)の部屋」では、過去から現代に至るまでのイカ一帯における、原産地呼称を持つこの製品の重要性について学ぶことができる。

他にも、プラスティック・アーティストのエンリケ・アレハンドロ・ムニャンテ・ロマンが、地元の若者や小学生と共に、パラカス、ナスカ、チンチャ文化のイコノグラフィーを博物館の塀に描いたとしている。

1946年3月30日に開館したイカ地方博物館は本日午後6時30分、レスリー・ウルテアガ文化相の出席によるセレモニーの開催をもって、正式にリニューアルオープンする。さらに、造形作家アンヘリーナ・サンティン・アルファヘメによる美術展も行われる予定。

(ソース: Andina 11/08/23)