太陽と旅しよう!冬でも暖かいペルーの観光地

国家水路・気象庁(Senamhi)によると、ペルーには38種類の気候が存在するといいます。これはソーンスウェイトの気候区分(2020年実施)に基くもので、アンデス山脈を取り巻く複雑な地形などによる多様な気候条件と地勢的要素が関連しているようです.。

なので、首都圏が陽光の季節に別れを告げつつある一方、他の地域ではいまだ太陽がサンサンと輝いているといった状況も、この国ではさして珍しことではないのです。そこでペルー貿易観光促進庁(Promperú)の出番。冬でも暖かく日差しに満ちた国内の観光スポットを次のように紹介しています。

イカ州

リマ近郊では、イカが陽光のオアシスとして知られています。冬の最中の7月でさえ日中は平均して24℃まで上昇、砂丘にたたずむワカチナのオアシスでサンドバギーやサンドボードを楽しみながら週末を過ごすには申し分のない気候です。一日の終わりには、ラ・カラベドやアシエンダ・ケイローロのような歴史ある大ぶとう園を訪ね、ピスコの試飲をしたり美味しい夕食を味わうことができます。

ノルテ地方(トゥンベス州、ピウラ州)

海好きな人なら、ノルテ(ペルー北部太平洋岸)が理想的ですね。トゥンベスは19℃から27℃で、なかでも海水温が暖かく砂浜のきれいなプンタ・サルやソリートスなどのビーチは最高です。

一方、温暖な気候のおかげでオフシーズンでも多くの観光客が訪れるピウラのビーチも外せません。旅行業界のアカデミー賞と名高いWorld Travel Awards(2016)で南米エリアのベストビーチに選ばれたマンコラは、サーフィンを始めとするマリンスポーツや、都会の喧騒から離れた数々の素晴らしい宿で有名です。

チクラヨ(ランバイエケ州

また、夏が大好きな人にとって忘れてはならないのが常春の街チクラヨです。それほど蒸し暑くなく午後には涼しい海風がただようこの街の年間最低気温は15℃。雨や曇りの日も少なく、サーフィンのメッカとして常に人の絶えないピメンテルビーチは特に有名です。

イキトス(ロレト州)

さて大トリは、真冬でも気温が20℃を下回ることがないペルーアマゾンの王者イキトス。国内で最も広い面積を有すこの州の日差しは強烈で、多様な動物や手つかずの自然とのふれあいに加え、アマゾンのエキゾチックな郷土料理も楽しめます。

いろいろ選べるペルーの旅。次の旅行先はお日様を主役に決めてみませんか?

(ソース: ペルー貿易観光促進庁/Promperú)