マチュピチュ遺跡入場 明日から1時間毎に

2019年1月1日以降、マチュピチュ遺跡への入場時間が午前6時から1時間毎、1日当たり9回に変更される。クスコ文化地方局(DDCC)が公式声明を通じ伝えた。

この変更は、2018年6月7日付の文化省令第216-2018-MC第16条に定める「(マチュピチュ遺跡への)滞在時間」に関する条項の時差発効に伴うもので、入場時間の分割による遺跡訪問者数の超過抑止が目的。

第16条では、マチュピチュ遺跡への滞在時間を午前6時~午後4時の間で最大4時間と定めている。さらに、入場時間は午前6時から午後2時にかけ正時毎に9分割で指定され、券面に記載されたそれぞれの時間以前の繰り上げ入場は認められない。

当措置の効率的な運用に向け、麓のマチュピチュ村と遺跡間のバスを運行するコンセトゥール社では、券面の入場時間に基づく乗車調整が実施される模様。これにより、マチュピチュ村バス停における乗車待ち行列の必要はなくなり、遺跡入り口での混雑も解消されるとしている。

マチュピチュ村への列車を運行するペルーレイルとインカレイルの両鉄道会社もまた、自社のチケット売り場やウェブを通じ、遺跡入場システム変更に関する情報発信に努める予定。

(ソース:Andina 31/12/18)

マチュピチュ村のバス
マチュピチュ村のバス停