カハマルカの身代金の部屋

10月14日(月) 阪急交通社・海外現地生情報に「インカ皇帝が幽閉された『身代金の部屋』クアルト・デル・レスカテ」が掲載されました。

プレインカ史がお好きな方なら、ぜひ一度は訪れてみたいであろう場所、「Cuarto del Rescate/クアルト・デル・レスカテ」。何と言ってもあのインカ最後の皇帝アタワルパが「スペイン人たちよ、世の身を自由にするならば、この部屋を黄金で埋め尽くそうぞ」とか何とか言ったとされる、あの部屋ですからね。

アタワルパがその腕を伸ばし指示したとされる高さも、線で表されています。「いくら幽閉した部屋とはいえ、皇帝が暮らすにはあまりにも質素すぎる」という指摘もあるそうですよ。確かにちょっと小さいかも…。まあその辺の調査研究は専門家に任せるとして。

実は去年からずーっと改修工事を行っていたこの身代金の部屋。その工事がいついつ終わるという情報を得たので、終わったタイミングでこの観光情報を公開!と目論んでいたのに、また修復工事を始めてしまったんですよね。まったく人迷惑な話だ!

この記事を見て、「じゃあ行ってみようか」と思った方、ごめんなさい。工事は今月いっぱいとのことなので、それ以降にお願いします。ただペルーの「今月いっぱい」は、時に「来月いっぱい」、いや「年内」という変化を常に伴うものなので、その辺は時差ってことでご理解頂きますようよろしくお願いします。

モバイルバージョンを終了