ペルーが誇る13の世界遺産

12月26日(火)たびこふれに ペルーが誇る13の世界遺産 が掲載されました。

2023年のペルー編を締めくくる最後の1本は、ペルーの世界遺産特集です。不動の人気を誇るマチュピチュ遺跡を始め、インカの都クスコ市街やナスカの地上絵、たびこふれでも頻繁にご紹介してきた白い街アレキパなど、あわせて13か所の世界遺産を取り上げてみました。こうしてみると、植民地時代の華やかな西欧文化やアマゾンの大自然の魅力はもちろん魅力的ですが、なんといってもアンデス文明の偉大さが際立ちますね。5000年前のカラル遺跡から500年前のインカ帝国まで、いったいいくつの文化がこの地に栄え、滅んでいったことでしょう。まさしくペルーは “アンデス文明のゆりかご” の名にふさわしい国です。

2021年に晴れて世界文化遺産に登録されたばかりの、第13番目の世界遺産『チャンキーヨの天文考古学遺産群』にもご注目。アメリカ大陸最古の天文台遺構といわれるもので、砂漠に造られた13基の塔のどこから太陽が昇り、沈むかで正確な暦を数えていたのだとか。紀元前250~200年頃にこれほど高度な天文知識と構造技術を持つ人々が住んでいたとは・・・あぁ、文字を持たなかった文明であることが、本当に惜しまれます。

またペルーには、ユネスコの世界遺産にこそ認定されていないけれど、世界に誇るべき唯一無二の素晴らしい遺跡や自然がまだまだたくさんあります。ティティカカ湖に浮かぶウロス島やタキーレ島の文化も傑出していますし、インカ皇帝の湯で有名なカハマルカも負けてはいません。レインボーマウンテンなど新しい観光地の開発も進んでおり、期待大!円高傾向と予測される2024年こそ、絶好のチャンスです。皆様、ぜひペルーへお越しください!

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