足りないのは緊張感

4月12日(火) 阪急交通社・海外現地生情報に「海を見下ろすショッピングセンター、ラルコマール」が掲載されました!

リマ在住者の皆様にはおなじみの場所ですが、やはり観光情報としては外せないということでご紹介しました。ショッピングや食事以外にも、色んな楽しみがあるラルコマール。私もお気に入りの場所です♪

★★★★★★★★★

ペルー大統領選挙、第一回投票の結果は日本でも報道されている通り左派のオリャンタ・ウマラ候補と、ケイコ・ソフィア・フジモリ候補による決選投票へと持ち越される模様。6月までまた2人の選挙活動が激しく行われることとなる。

外国人である私には当然選挙権もないし、意見する立場ではないけど、ここまでオリャンタに人気が集まるとは思ってもみなかった。でもこれがペルー人の総意なら、仕方のないことだと思う。

ここ数年のペルーの経済発展は目覚ましく、リマには専用線を走るメトロポリターノバスが通り、また電車も開通しようとしている。ショッピングセンターがあちこちに建ち、公園が整備され、物があふれ豊かになってきた。

でもそれは首都リマの、しかも一部の人にだけ与えられた恩恵だという。だから富を分配しろと。白人富裕層や外国人が抑えている富と権力を、我々に分け与えよと。

「平等」はとても尊く、大切なことだ。でも空いた土地に勝手に小屋を建て、不法占拠してから生活保障を求める人々を見ると一生懸命まじめに働いている人の税金を使って、インフラ整備するのってなんだかなと思う。

「私が当選したら、金持ちの家を貧しい人々に分け与えます」と言った候補者がいるけどそんなのは平等じゃないでしょ。

私がペルーに来て5年、アラン・ガルシアという大統領のもとで、概ね満足な暮らしをしてきた。さて次の5年はどうなるだろう?また大好きなペルーに住み続けられるのか、それとも無理だと判断するか。

改めて言う。外国人である私には、この国の大統領を選ぶ権利はない。でも一国の長を選出するということは、本来こういう緊張感のあるものだと思う。

日本は統一地方選の前半が終わったようだけど、こうした緊張感はあったのだろうか。

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“足りないのは緊張感” への8件の返信

  1. ペルーの選挙、こちらでもニュースになってます。
    日本の選挙はなんだか気乗りがしない選挙でした。
    地震と津波と原発に心を奪われてしまって・・・。
    でも、良い政治をしてもらいたいと思うのは皆同じ。
    特にこんな時には強く感じます。

  2. 本当に選挙の一票というのは大切なものですよね。私もひしひしと感じています。日本は投票率も低く、「どうせやっても変わらない」という気分が蔓延・・・でも何とかして変えなきゃいけない時ですよね。

  3. オリャンタ候補の台頭に危機感を募らせているペルー人も少なくないようです。そろそろ日本も大統領制にしたほうがいいかも知れませんね。一度選ぶと数年は替えられないので、国民は緊張感を持たざるを得なくなるでしょう。昨今の政治情勢を眺めていると特にそう感じます。

  4. まさに緊張感がない選挙。
    どんなに国民が声を上げても、政治家たちは聞く耳を持たないのか、実行力がないのか、とにかく閉塞感漂ってます。
    だからといって、文句を言ってる一般国民が立ち上がったとしても、今の制度では最初から限界が見えてますよね。

  5. 丸の内さん、お久しぶりです。今日、友人と話していたのですが、オリャンタになるようならドル預金は全て一度下すか日本などへ送金したほうがいいと。そうなったら暮らしていけませんねー。それでもペルー国民一人一人が選ぶ結果なんですけど。困った。

  6. 本当に今の制度では、自分が選んでいない人が勝手に首相になりますからね。国民不在とはよく言ったもので。いくらマニフェストを吟味して投票しても、ころころ変えるし。まさに閉塞感というか、一人ひとりが頑張ろう、よくしようと思っても作られてしまった壁の高さに、ただたじろぐばかりです。自分自身も情けない。

  7. いやーーー日本の政治を語る時、keikoちゃんの舌鋒は火を噴きますね。
    なんと言うかね、この困難な時にあっても党内抗争してるって。「木を見て」どころか「葉脈を数えて木の病を知らず」に近いような?外から見てるとさぞや歯がゆいことでしょうね。
    もっとも政府がこれほど迷走していても、粛々と復興が進んでいく…日本の基礎体力そして日本人の気概・気質ってすごいと思います。諸外国だとこうはいきますまい。
    でこの日本のトホホなゆるゆる政治、keikoちゃんには申し訳ないけどわたし的にはまだ許容範囲内かなと。どのみちお国になんぞ良いことしてもらおうなんて期待してないし。まあでも民主主義国家の一員の義務として、毎回ちゃんと投票には行ってますが…
    で、こらまた極私的見解ですが、たとえばシンガポールのリー・クヮンユーみたいなカリスマ的リーダーが日本に出現するとしたら…むしろその方が怖いことだと思います。
    知らないうちに挙国一致に参加させられるなんざ、まっぴらごめんですから。

  8. そうなのよ。人々が必死に復興を始め、「頑張ろう!」ってやってる時に、日本の政治家のなんとお粗末なことか… とても同じ民族とは思えません。もしかして奴らは宇宙人?
    日本に足りないのはまさにカリスマ的リーダーだと思うんだけど・・・ダメかしら。もちろんそのカリスマがどっちの方向を向くかで国が大きく左右され、独裁、もしくは滅びの道をいくかもしれないんだけどね。まさに南米はそういうリーダーがいっぱいで、今まさにペルーもそうなる可能性があり・・・ そうなった時私はどう身を守るべきか、色々考えてしまいます。
    ただあまりにも国民と政治家に乖離がある今の日本を見ていると、とても民主主義国家とは思えません。自分たちの無能さをすべて平等という名で国民に負担を押し付け、判断の甘さから多くの国民が凍え亡くなっても見て見ぬふりをし、自分たちは安全な場所で利権争いに没頭し・・・ありゃ、これはどこぞの社会主義国?とにかく上手く表現できないけど、自分も含め歯がゆくて仕方がないのです。

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