ミストゥーラ2016、ドミニカ共和国

MISTURA / ミストゥーラ 2016 その1

ここ2~3年のマンネリ感はどうしようもなく、年々盛り上がりに欠けていくばかりだったラテンアメリカ一の美食の祭典Misturaに、今年やっと面白い動きが見られた。それがペルーを代表する有名シェフによる5×5と、MéxicoやIndia、República Dominicanaを始めとする海外グルメの参加だ。

ドミニカ共和国の美食顧問、Sra. Esperanza
最初に訪れたのはドミニカ共和国のブース。品の良いおばあちゃまだな~と思って声をかけたら、なんとドミニカを代表する女性シェフであり、観光省の美食顧問でもあるEsperanza Lithgowだった。「これまでApegaはペルー料理にしか目を向けていなかったでしょ?でも今年はやっと海外にも門戸を開いた。ペルーのグルメ観光に関する取組はとても興味深いし、参考になるわ」とEsperanza女史。嬉しい言葉、ドミニカの参加に感謝!双方にとっていい刺激になりますように!

ちなみにお隣の男性は、Martín Omar。彼はドミニカ最高級のビーチホテルGansevoort Playa ImbertのメインダイニングBaiaのシェフ。ステーキとイタリアンの店だが、ペルースタイルのセビーチェもある。あぁ、それにしてもカリブ海の美しいこと!ペルーでは絶対お目にかかれないコバルトブルー。こんなビーチバーで食べる新鮮なセビーチェが美味しくない訳がない。

移民の食文化を広く受け入れてきたからこそ、現在のペルー料理が存在する。それを忘れて内輪で盛り上がっていては、井の中の蛙になるだけだ。Apegaがそこまで深く考えたか、単に今年の目玉として海外を受け付けただけかは定かではないが、この方向性は間違っていないと思う。ぜひ来年も続けてほしい。

 

ドミニカ共和国の代表料理「habichuelas guisadas」ドミニカのお袋の味「Sancocho de habichuelas negras(インゲンマメと鶏肉、ユカ、バナナの煮物)」。ほんのり酸味の効いたナスとトマトの付け合わせとアボカド、ご飯。「中米=豆」と言ってしまえばそれまでだが、なんでもサルサで誤魔化す最近のペルー料理にはちょっと飽きているので、この素朴な味はかえって新鮮だった。ご馳走様でした!

México チチェン・イッツァ型のパビリオンさてお次はMéxicoへ。チチェン・イッツァを模した立派なパビリオンの中で、Mole poblanoやChile en nogada、Pozoleなどを提供。伝統工芸(非売品)の紹介やメキシコ観光の紹介にもかなり力を入れており、どのパビリオンより目立っていた。

México タコス他のテナントはS/14かS/8で提供しているのに、メキシコは強気のS/15とS/9。しかもQuesadillaが食べたかったのにTacosしかなかったし!私的にはパワーで威圧してくるメキシコより慎ましやかなドミニカを応援したいが、やはりメキシコのほうが断然人気あり。う~ん、残念。

Mistura インドブースと小西紀郎通り次はIndia・・・だが、もう12時前だというのにまったく準備ができていない。できていない上にスタッフはまったく急ぐ様子がない。さすがはインド。時間という概念に関しては、ペルーの遥か上をいくようだ。「まだなの?」と不満を垂れるペルー人を尻目に、不敵な笑いを浮かべるインド人のオジサン。その上に「Boulevardo Toshiro Konishi」の標識を発見!なんという組み合わせの妙。トシローさん、もう笑わせてくれます。

Mistura 2016 Arabesco今回はできるだけペルー料理以外を回ろうと思い、アラブ料理の店、Arabescoへ。シリア内戦を逃れてペルーにやってきたという青年が始めたお店(デリバリー)。「どこかに載せてくれるの?じゃこれあげるから、絶対教えてね!」とカウンターに置いてあった見本のシャワルマをプレゼントしてくれた。ありがとう!でもすっかり冷めてて、まったく食欲をそそらない。これをそのまま食べたら「まずい」って書いちゃうよ~(苦笑)なのでお持ち帰り。温め直したら普通に美味しかった。

Mistura ヤキトリこの他YakitoriArirang、Chifaもあり。東南アジアやヨーロッパの参加があればもっとよかったなぁ。去年参加したAjí 555 Real Thai Cuisineが今年だったら面白かったのに。来年はタイ大使館協賛でぜひ!

Mistura 2016 セニョリオ・デ・スルコのシェフ、フラビオ・ソロルサノさて初日の5×5は、El Señorío de Sulcoの Flavio Solórzanoによる、hamburguesa de quinuaのデモンストレーションと販売。ペルーのトップシェフのデモを直接見れる貴重な機会。ざっとレシピをメモしておいたので、これはまた後日ご紹介。ちなみにこれは9月2日(金)で、3日はPunta SalのAdolfo Perret、4日はCentralのVirgilio Martínez、5日はなし、6日はIK RestauranteのDiego Gutiérrez(※)、7日は1111 Peruvian BistroのDiego Muñoz、8日はIsolinaのJosé del Castillo、9日はSalamantoのPaul Perea、10日はCosmeのJames Berckemeyer、11日はMatriaのArlette Eulertと1087 BistroのPalmiro Ocampo(※)。場所はGran Mercado、時間は13:00~14:00(※は17:00~18:00)。あれ?Maidoのミッチャンはどこへいった?とにかく、たったS/5で “何か” 食べれるのはとってもお値打ち。ぜひ早めに行って並んでください!

今回のMisturaは久しぶりに書きたいことが多い!なので、次に続きます~♪

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