ペルー憲法裁判所 フジモリ元大統領の即時釈放を命令

ペルーの憲法裁判所は5日午後(日本時間6日早朝)、リマ市アテ区に位置するバルバディージョ刑務所に収監されているアルベルト・フジモリ元大統領(85)の即時釈放を命じた。

フジモリ元大統領の弁護士エリオ・リエラは「フジモリ氏の獄中死はありえない」と話している。周知の通り、かつてのペルー大統領ペドロ・パブロ・クチンスキーは2017年、フジモリ氏に人道的恩赦を施したが、この決定はその後最高裁により2018年に取り消されている。

フジモリ元大統領はその後、2022年に人身保護令(hábeas corpus)の適用を申請、最高憲法機関である憲法裁判所(Tribunal Constitucional)によりその成立が宣言されていた。

(ソース: Perú21 05/12/23)

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