マチュピチュ入場枠拡大でインバウンド観光客増狙う

ペルー通商観光省は31日、世界遺産マチュピチュ遺跡の1日当たり入場枠を、現在の4044人から6000人以上に拡大し、年間1000万人を超える外国人観光客の受け入れを目指すと発表した。

同省のバーンズ副大臣は、「(ペルーの)年間(外国人)観光客数が440万人だった年(2018年)の(マチュピチュ遺跡の)入場枠は、1日当たり6000人に達していました。したがい、この入場枠を増やして(訪ペルー外国人観光客の)受け入れを拡大する必要があります。より多くの観光客がマチュピチュ遺跡を訪れて、様々なアクティビティやルートを堪能できるよう、すでにこの計画を検討しています」と述べた。

また、サンタ・テレサ地区やインカトレイルなど、より多くの観光客がこの世界遺産を訪れることができるよう、遺跡へとつながる他のトレッキングルートの整備にも着手していると説明した。

同副相はさらに、「また、(遺跡内の)見学ルートにもよりますが、見学時間を2~3時間の範囲でコントロールできるようにしたいと考えています」とコメントした。

(ソース: Gestión 31/05/23)