アボカドや生姜 ペルーの変わり種ジェラート4選

夏になると無性にジェラートが食べたくなります。チョコレート、バニラ、ストロベリーのような昔懐かしいジェラートは、暑い夏の日、遊び帰りに小銭を握りしめ買い食いした子供の頃を思い出させてくれます。しかし、今ではもっと変わった種類のジェラートもあります。まだ多くの人が知らない夏のジェラートを、ペルー貿易観光促進庁(Promperú)が次のように紹介しています。

ペルーにおける生物多様性とシェフやパティシエたちの創造性、そしてあまたの美食は料理や飲み物、デザートを考える際、私たちに無数の選択肢を与えてくれます。ジェラートの形で楽しめるスーパーフルーツもいくつかあり、それぞれが多くの可能性を秘めています。

アボカドやアヒ・アマリージョのジェラートを試してみたことはありますか?デザートにジンジャーのジェラートなんて、想像できるでしょうか?変な感じかもしれませんが、これらの風変りなジェラートは確かに存在しますし、この夏みなさんに新たなフレーバーへの冒険の扉を開いてくれることでしょう。最初は疑ってかかるかもしれませんが、実は美味しいんですよね。挑戦してみませんか?

HELADO DE PALTA(アボカドのジェラート)

アボカドは果物ですから、ジェラートでもおかしくはないんです。その風味やクリーミーな舌触り、そして種類の多さから、ペルー料理において最も再評価されているフルーツのひとつがアボカド。朝食のトーストに塗ったり、サラダや詰め物にして食べたことがあるなら、ジェラートを試さない手はないでしょう。ヘルシーな脂肪分のおかげで、アボカドのジェラートは特にクリーミーで美味しくなるんです。

HELADO DE JENGIBRE(ジンジャーのジェラート)

キオンとも呼ばれるジンジャー(生姜)は、ペルー風中国料理のチーファには欠かせない食材。その強い風味からデザートの世界には不向きと考えてしまうかもしれませんが、実はまったく逆なんです。生姜の根がもたらすわずかな辛みが、ジェラートという形で味わう体験をいっそう素敵なものにしてくれますよ。

HELADO DE AJÍ AMARILLO(アヒ・アマリージョのジェラート)

数多くのソースやアデレソに使われているペルー料理の基本食材のひとつ、アヒ・アマリージョ(とうがらし)。ペルー料理に欠かせないそれがジェラートに形を変えると、芳醇な香りに加えてとても心地のいい甘味が出ます。幸いなことにほとんど辛くないので、心配する必要はありません。

HELADO DE MAÍZ MORADO(紫とうもろこしのジェラート)

紫とうもろこしはすでにペルーガストロノミー界の主役のひとつ。デザートの代表格マサモラ・モラーダや、チチャ・モラーダのような飲み物として、ペルー人に親しまれています。紫とうもろこしをジェラートにする発想は、このスーパーフードが持つすべてのメリットとフレーバーを味わい続けるための理にかなったステップといえるでしょう。 

(ソース: ペルー貿易観光促進庁/Promperú)