アヤクチョで観光客受け入れ再開 ワリ遺跡など3か所

アンデスの街アヤクチョにおいて、通商観光省の認可を受けた複数の観光地で本日から観光客の受け入れが再開された。

「アヤクチョは文化や歴史に富んだ観光ポテンシャルの高い地域です。このことから、同地への訪問者に対して防疫上の安全性を証明し、アクセスの便宜を図ることが非常に重要となります。これらのアクションを通じ、当省は地域への責務を果たします」とクラウディア・コルネホ通商観光相は述べた。

同省によるセーフトラベル認可証明「観光地アヤクチョ」を通じ、ワリ遺跡、アヤクチョ平原(トップ写真)およびターコイズブルーの天然プールで有名なミルプの3か所が今回、防疫上安全な同地域の観光地として認められた。

これらの認可にあたり、アヤクチョ地方政府当局は通商観光省に対し授与式の開催を要請。授与式に続いて、情報の収集・分析を通じ政府の防疫プロトコル(清掃、消毒、廃棄物処理など)の履行状況を評価・是正する目的から、地方政府および関連自治体、民間セクターの参加による技術チームが編成された。

「恒久的な防疫措置の継続に並行して、履行状況のモニタリングが実施されます。セーフトラベル認可証明の授与は、当局や民間企業のみならず、すべての地元住民に対する責務でもあります。ご存じのように、この認証はCOVID-19対策における観光上の防疫措置として、世界でも先駆けとなるものです」と同相はコメントした。

観光インフラ整備事業COPESCO Nacional

一方で同相は、アヤクチョ州のキヌア村にある降伏記念博物館の観光サービス改良事業への着手を発表。同事業は観光インフラ整備および文化財の 修復を担う同省の組織 Plan COPESCO Nacional が担当する。

「ペルー独立200周年記念事業の一環として、わが国の独立を象徴するこれらの施設の統合改良事業を行います。同事業には、施設の保全と改修、展示品の整備、植生改良、歩道整備、サービススタッフの補充、天井部分の修復、気密性保持に向けた窓枠およびタイルの交換などが含まれています」と同相は説明した。

キヌア博物館は、点字パネルや点字ブロック、音声ガイドを含め、国内の施設でも特に視覚・聴覚障碍者のアクセスに配慮した設計が特徴。

(ソース: Andina 09/12/20)

ペルーパンデミック269日目

ペルー保健省発表12月7日COVID-19関連国内統計

  • 感染者数累計 976621人(前日比+1505)
  • 死者数累計 36401人(+77)
  • 既検査数累計 5195499件(+16168)
  • 陽性率 18.8%↓
  • 死亡率 3.727%↑
  • 1日の検査数 16168人(+4303)
  • 1日の感染者数 700人(+192)※当該日以前の感染者805人を除く
  • 入院患者数 3705人(-109)
  • 上記の内ICU患者数 1010人(-2)
  • 回復患者数 911113人(+1724)

直近一週間の一日当り感染者数推移(カッコ内は死者数)

  • 12月7日 1505人(77)
  • 12月6日 1204人(50)
  • 12月5日 1224人(43)
  • 12月4日 1828人(36)
  • 12月3日 2014人(91) 
  • 12月2日 1771人(28)
  • 12月1日 1847人(45)
  • 直近7日間平均 1627.6人↓(52.9↑)
  • 直近7日間の陽性率 10.38%↓ ※累計比

(ソース: MINSA 12月8日)