ナスカで幅37mの新たな地上絵発見

ペルー文化省は16日、COVID-19パンデミックの最中にナスカ地上絵の保全作業を行っていたペルーの考古学者が、同地区にある丘陵の斜面に新たな地上絵を発見したと伝えた。

ネコ科動物の形をしたその大型の地上絵は、正面を向いた頭部が丘の上部に描かれ、麓に向け胴体と尾が伸びている。

文化省の公式発表によると、この地上絵はかなり急な斜面上に位置しているうえに、自然浸食が進んでいることから“ほとんど見えない”状態だったという。

「クリーニングと保存作業を行った結果、胴体が横向きで頭が前を向いたネコ科動物の姿が現れました。大部分は明瞭な30~40cm幅の線で描かれています。大きさ(幅)は37mで、時期は有名な数々の地上絵より古く、紀元前200~100年頃のものです」と同省は報告している。

ネコ科動物のデザインは、土器や織物を始めとするパラカス文化の出土品に多く用いられているほか、ナスカの有名な地上絵にも使われていると同省は強調し、今回の発見は“1994年にユネスコの世界遺産に登録された同エリアが擁す豊富で多彩な文化遺産“の新たな証左になると付け加えた。

およそ1000k㎡の広さがあるナスカ平原地区には、1万以上におよぶ描線と300を超える地上絵が存在する。

(ソース: Gestión 16/10/20)

ペルーパンデミック215日目

ペルー保健省発表10月14日COVID-19関連国内統計

  • 感染者数累計 859740人(前日比+2789)
  • 死者数累計 33577人(+65)
  • 既検査数累計 4158359件(+23136)
  • 陽性率 20.67%↓
  • 死亡率 3.905%↓
  • 1日の検査数 23136人(-136)
  • 1日の感染者数 836人(-383)※当該日以前の感染者1953人を除く
  • 入院患者数 6222人(-15)
  • 上記の内ICU患者数 1139人(-24)
  • 回復患者数 764750人(+5153)

直近一週間の一日当り感染者数推移(カッコ内は死者数)

  • 10月14日 2789人(65)
  • 10月13日 2977人(93)
  • 10月12日 2803人(62)
  • 10月11日 1800人(52)
  • 10月10日 3283人(82) 
  • 10月9日 2733人(65)
  • 10月8日 4741人(60)
  • 直近7日間平均 3018人↓(68.4↓)
  • 直近7日間の陽性率 13.63%↓ ※累計比

(ソース: MINSA 10月15日)