中国漁船400隻 ガラパゴスからピスコ沖に移動

全国工業協会(SNI)漁業・水産委員会のミランダ委員長は21日、少し前までガラパゴス諸島(エクアドル)近海で監視されていた中国漁船約400隻が、現在イカ州ピスコ沖(ペルー)に居ると警告した。

「これは、エクアドル、ペルー、チリを経てアルゼンチン沿岸に至るいわゆる”イカ漁ルート”です。中国漁船団は現在ピスコ郡の沖に位置し、引き続きチリまで南下、その後アルゼンチン沿岸に至ります」と委員長は述べた。

エクアドルのルイス・ガジェゴス外相は数時間前、外国(主に中国船)の漁船団がガラパゴス諸島沖のEEZ(排他的経済水域)からペルー北部沿岸に向け移動したと報告している。

衛星による監視

違法漁業の取締りに関しミランダ委員長は、最近ペルー生産省が外国漁船に対し船舶衛星監視システムの搭載を義務化したことに言及。「この規制が機能し、過去に怪しい振る舞いをしてきた中国巨大船団の統制にあたりペルー海軍が必要な手段を講じるよう望んでいます」と表明した。

委員長によると、これらのイカ漁船にはそれぞれ容量300㌧の船倉があり、アメリカオオアカイカなどイカ類の最大漁獲量は400隻で合計12万㌧におよぶという。

船舶衛星監視システム搭載義務化以前の違法イカ漁による損害は年間5万㌧、金額は8500万㌦と見積もられている。

(ソース: Gestión 21/09/20)

ペルー国家緊急事態発令190日目

9月20日0:00ペルー保健省(MINSA)発表COVID-19関連国内統計

※メンテナンスにより9月20日付けの死者数更新はありません。21日に2日分の数値をお伝えします(保健省記者発表第246/9月20日午後10時49分)。

  • 感染者数累計 768895人(前日比+6030)
  • 死者数累計 31369人(±0)※保健省未更新
  • 既検査数累計 3693813件(+25845)
  • 陽性率 20.82%↑
  • 死亡率 4.080%↓ ※保健省未更新
  • 1日の検査数 25845人(-1260)
  • 1日の感染者数 760人(-96)※当該日以前の感染者5270人を除く
  • 1日の陽性率 23.33%↓
  • 入院患者数 9156人(-113)
  • 上記の内ICU患者数 1425人(+4)
  • 回復患者数 615255人(+7418)

過去一週間の一日当り感染者数推移(カッコ内は死者数)

  • 9月20日 6030人(0)※死者数保健省未更新
  • 9月19日 6453人(86)
  • 9月18日 6314人(137)
  • 9月17日 5698人(95)
  • 9月16日 6380人(124)
  • 9月15日 4160人(115)
  • 9月14日 4241人(102)
  • 直近7日間平均 5610.9人↓(94.1↓)
  • 直近7日間の陽性率 24.72%↓ ※累計比

(ソース: MINSA 9月20日)

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