Expoalimentaria 2019

Expoalimentaria 2019(フードエキスポ)に行ってきた。国内外から集まった560の出展者が、自社製品やサービスの売り込みに命をかけるペルー最大のフードエキスポ。新たな素材を発掘し、次の商機に繋げようと目論む来場者たちとの静かで熱いバトルが繰り広げられていた。

会場にはカカオ&チョコレートやコーヒー、マカをはじめとするアンデスのスーパーフード、ピスコなどペルーを代表する商品がずらり。アヒ(トウガラシ)やアボカド、バナナ、マンゴー、ショウガやウコン、ニンニクもあり。輸出規制が厳しいのか、生のジャガイモは見かけなかった。あの宝石のようにカラフルなパパ・ナティーバなら相当な市場もありそうだが、まあひとつくらいご禁制があってもいいだろう。種芋なんかにされたら、マカ(vs 中国)の悲劇を繰り返すだけだしね。

ペルーだけでなく外国企業も多数参加。食品系はラテンアメリカ諸国が、食品加工機器や生産ライン系はヨーロッパからの参加が多いようだ。インドネシアも頑張っていて、カカオの国ペルーへカカオを売り込むという大胆さも。また懐かしのインドミーも発見。いやー、ジャカルタでは大変お世話になりました。でもペルーにはアジノメンがあるからそう簡単には販路は見つからないわよ、と思ったのに、実はもう中華街にはルートがあるという。さすが中華街、侮れない。

会場の中央エリアという絶好の位置に、紅ショウガや粉わさび、海苔やかんぴょうを展示するブースを発見。おぉ日本企業!と思ったら中国企業だった。社名やパネルは中国語、でも商品パッケージは日本語。中国人スタッフが声をかけてくれたものの「ジャパニーズ?」と聞かれ「イエス」と答えた途端、妙な沈黙が流れる・・・。

今回が初参加という彼らに、「ペルーは今日本料理が流行ってるから、ビジネス的にはいいと思うよ」と伝えたのだけど、なぜか目線を合わせてくれない。商品を手に取って見るのも嫌そうだったので、さっさと立ち去った。別に意地悪するつもりなんてなかったのになぁ。日本企業が進出してくれなきゃ、中国製を買うしかないんだから (日本語パッケージはやめて欲しいけど) 。

あぁそれにしても、なぜ日本企業の姿がないのだろう。バイヤーは来ていたかもしれないけれど、在住者としてはぜひどーんとブースを構えてほしかった。「そういわれても、南米でのビジネス環境が分からないし、なかなか情報もなくてさ」なんていう企業様はぜひ「日本ペルー 商工会議所経済フォーラム/第13回経済委員会」へ!今ここでペルーへ進出しておかないと、この先南米市場は完全に中国に抑えられちゃうよー。ということで、この絶好の機会をお見逃しなく。一在留邦人として心よりお待ちしています。