リマ国際空港付近にUFO? 空軍が調査中

米CNN西語版は、ペルー空軍が今年2月、リマ国際空港(ホルヘ・チャベス国際空港)付近で未確認飛行物体(UFO)2機の飛行を把握していたと報じた。

このUFOは今年2月27日午前1時30分ごろ、リマ国際空港沖5マイルの上空2400mで、飛行機様の航跡を持つ非常に明るい物体として観測されたもの。CNNによると、離陸を控えた複数民間航空機(LANペルー2437便とLATAMエクアドル1442便)の乗務員がこれを目撃し、管制塔に伝えたという。

同空港の航空管制を担う空港商業・航空公団(CORPAC)はその後40分にわたり警戒態勢を維持。ペルー空軍将校の情報として、UFOの機影はレーダーに捕捉され、その旨が記録されたと紹介している。

CNNはまた、このUFOはペルー航空宇宙情報局(DINIA)によって確認され、ペルー空軍のRobert Baxerias Vucanovich少将も次のようにこれを認めたとしている。

(少将談)「あなた方が報じた出来事(リマ国際空港付近におけるUFO2機の出現)は確かにあった。そしてその際、民間・軍の何れもそれらによる航空管制上の危険性は皆無だったと断言できる」。

一方同少将は日刊紙ペルー21に対し、「『“航空管制官が上空に光を目撃した”という部分が独り歩きしてしまった』とCNNのある人物が私に書面で伝えてきた。空軍には空中特異現象調査部(DIFAA)があるので、何かが飛んでいるのなら空軍が調査の義務を負うと返信するが、私は一度たりともUFOとは言っていない」と話し、UFOの目撃を否定している。

空中特異現象調査部の調査責任者Marco A. BarrazaはCNNに対し、「リマ国際空港上空は航空管制上、完璧に警戒・監視・制御されています。当件は空港の沖合、サン・ロレンソ島に近接した海上における事案でした」と述べ、SNS上で拡散された情報とは異なり、UFOは空港ではなく“空港付近”で目撃されたに過ぎないとしている。

また、「空中では色々なことが起こっていますが、調査の上それらが脅威もしくは民間・軍双方の管制上危険と判定されない限り、別カテゴリーの扱いとなります」とした上で、この事案に脅威性がなかったため空軍は公式の通達を不要と判断し、その時点では発表を控えたと説明した。

(ソース: El Comercio 19/06/19)

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