リマっ子の5%がスーパーのネット通販を利用

スーパーマーケットの自社プラットフォームによるオンライン販売が拡充する中、少なくともリマ首都圏では市民の5%が同サービスを利用していることが調査により判明した。

この調査は、スタートアップ企業のドーニャ・マリア社が実施したもの。同社によると、スーパーのeコマース市場では売上・扱い量共にWongが優勢という。

オンライン販売では家庭用衛生品、個人ケア用品、フルーツや野菜などが売れ筋で、1件当たりの平均売上は170ソレス。家電を除いた通常の店舗販売による平均(250ソレス)よりはまだ少ない。

利用者は社会経済階層A/B層の主婦が最多。28~35歳のB・C層にも需要が及び、さらに同層から両親や家族へと口コミで利用者が広がりつつあると指摘。

また、リマ新市街のみならず、近年人口増が著しいリマ北部や東部でも利用者が増えているとした。

現状のスーパーeコマース市場規模は年間1000万㌦未満、一方オンライン販売による売上の伸びは年10%を上回る勢いで、今後5年以内には実店舗販売の売上を超えると同社は見込む。

(ソース: Gestión 10/08/18)