グリーンウオッチ/農家の不満が爆発!ペルーの米農家

4月1日(日)社団法人 家の光協会の月刊誌「家の光」2018年5月号に、グリーンウオッチ/農家の不満が爆発!ペルーの米農家が掲載されました。

農業国ペルーにも、安価な輸入品が押し寄せています。今回ご紹介した米農家だけでなく、年明けにはジャガイモ農家も激しい抗議活動を行いました。この件では死傷者も出たし、ワンカベリカ州の一部地域には今も非常事態宣言が出たまま。まったくペルーの農民はアグレッシブです。

ちなみにペルーではすっかりお馴染みの、「幹線道路に石や木材、古タイヤを置いて流通を阻害、政府を交渉の舞台へ引きずり出す」という手法。日本の編集部には大変驚きだったようで、「この写真、いいですね~」とお褒めの?コメントを頂きました。送った私は「石が小さくてインパクトがないなぁ」と思っていたのに。ははは、もうすっかり感覚がマヒしているのかな。

どこからともなく巨石を運んできちゃうなんて、さすがインカの末裔!なんて冗談を言っている場合ではありません。無関係な人を巻き込む暴力的な抗議行動には強い反発を覚えますが、彼らをそうさせてしまっているのは歴代政府の不誠実さによるもの。とはいえここまで来ちゃうと鶏と卵の例えと同じで、どちらが悪いとは断言できず・・・。問題山積のペルーですが、新大統領にはぜひ頑張って頂きたいものです。

モバイルバージョンを終了