ローマ教皇のミサ 空軍基地で開催へ

ペルー政府とカトリック教会は3日、フランシスコ・ローマ教皇来秘時のリマでのミサ開催地につき、当初予定されていたコスタ・ベルデからラス・パルマス空軍基地への変更に合意した。

ペルーカトリック教会のシプリアーニ大司教は、軍関係施設での開催には好感を持てないものの、良識として教皇の来秘にあたり(開催場所についての)論争は避けるべきと合意の理由を述べた。

一方クチンスキ大統領は、場所的に宗教的行事の開催には向かないとする大司教の意見に同意しつつも、先ず安全を優先したと説明。基地の収容人数とアクセス性を強調した。

当件につきペルーカトリック司教協会は、(論争が)国民の信仰を尊ばない不信心者のイデオロギーから来るものではないだろうとし、前候補地のコスタ・ベルデを管轄するマグダレーナおよびサン・ミゲル両自治体の協力に謝意を示した。

(ソース: Gestión 04/10/17)