今日、セントロに買い物に出かけた。いつものルートを走るバスではなかったけど、「まあ、いっか」と乗車。常に激混みのAv. Aviaciónがなぜか空いていて、バスは快適に走行していたが、しばくしてふと窓に目をやると、外がなんだかきな臭い。
リマはなぜか12月に火事が多い。つい数日前もセントロで火事があったばかりだ。人と物が大量に行きかうクリスマス直前。こういう時期に火事が起こると、その被害は本当に甚大だ。
面白かったのは、こんなに煙が上がっているにも関わらず、バスの乗客たちはこの事態になっかなか気づかなかったこと。外を歩いている人たちも、全然気づいていない。なんというか、やっぱり周囲に目を配るってのが苦手なんだろうねぇ。
それから先、突然渋滞が始まった。消防車のサイレンがけたたましく鳴り響く。この渋滞は必要悪。仕方がないね、早く現場に到着してあげて。
ささっと買い物を済ませ帰路につく。帰りのバスからも、まだまだ勢いの衰えない黒い煙がよく見えた。ニュースによると、朝9時半ごろに起きたこの火事は数時間たった現在も燃え続けている。35台以上の消防車が出動したが、まだ鎮火には至っていないようだ。消防士と一般市民にけが人が出ている。建物が崩壊する危険性があるため、消防士は中に突入できずいにいる。
いつも楽しみに拝見しております。
火事のニュースで、現場近くの果物屋が自分の仕事を優先する為に動かず、
その為に消防車が通れない、というのを見ました。
うーーん、さすがペルー。まさにno hay respeto!
ちなみに火事が発生した頃、渋滞で車が止まっていたのですが、
路肩から突然男が現れ、同乗者が窓の外からひったくりに合いました。
朝っぱらから!ほんとにこの国は!
12月はひったくりや強盗も増えますね…。
Humitaさま。コメントありがとうございます。それにしても、本当にみんな自分勝手ですねぇ。果物より火事やろっちゅうねん。しかも同乗者様は大変お気の毒でした。きっとこの渋滞に乗じて、同じような犯罪が何ヶ所かで起こっていたのでしょうね…。まったくペルーです。ほんと、気を引き締めねば。