リマ バス物語

10月12日(水) 阪急交通社・海外現地生情報に「ペルーでプロスト!ドイツのビール祭り「オクトーバーフェスト」開催!」が掲載されました!

世界的に有名なドイツのビール祭りが、ここリマでも開催されます!残念ながらドイツビールはなく、ペルービールなんですけどね(苦笑) ま、細かいことは気にしない、気にしない。とにもかくにも「Proooost !!」

★★★★★★★★★

バスをよく使う私。時間はかかるし、運転は荒いし、勝手に順路を変更されることもたまにあるけど、それでもやっぱり庶民の足として欠かせない存在だ。運賃も安いしね~。

bus本日のお笑いショット。

「へへんっ!おれっち、ただいま時速170km/hだぜ~!」

いつも渋滞、のろのろ運転が多いリマのバス。スピードメーターのないバスは見たことあるけど、紙で、しかも「170km/h」で固定されているのは初めてみた(笑) しかし、なぜ180km/hじゃないんだろう?この微妙なさじ加減に、彼のこだわりを感じるわ。

バスの面白さは、様々な物売りたちが乗ってくること。ジュースやお菓子売りは定番、ボールペンや歯ブラシ売りもよく乗ってくる。料理のレシピや聖書の一部をまとめたもの、ペルーの歴史、健康的に暮らすノウハウブックなども人気商品。ほとんどが1ソル(約30円)だ。

この前見たのは、クリームクレンザーのような研磨剤を売るおじいさん。独特の口調で「神様が~」「人々の暮らしが~」みたいなことを唱えていたので、てっきり宗教関係の人かと思ったけど、違った。要は人助けしろ=品物を買えと言いたかっただけらしい。

さてこのおじいさん、これからこのクレンザーの素晴らしい威力を見せてくれるという。バスの錆ついた手すりを、クレンザーでピカピカにするというのだ。

用意するのはクレンザーと雑巾、そしてほんの少しの水分。おじいさんは100年くらい洗ってなさそうな雑巾に自分のつばをべちょりと吐きかけ、クレンザーをちょこっと付けて物凄い形相で手すりを磨き始めた。

必死に磨くおじいさん。ちらっと見て、また水分補給でつばをべちょ。この時の、コブラドール(もぎり)の嫌そうな顔ったら!でも持ちつ持たれつの相互社会、よほどのことがない限り怒りはしない。

手すりの錆が頑固すぎたのかクレンザーの威力がないのか、さほどピカピカにはなっていなかった。それでもおじいさんは、「ほ~ら、この通り!まるで新品のようだろう?」と声を張り上げる。ちなみにこのクレンザー、お値段は1袋3ソレスもした。もちろん誰も買う人はいなかった。

おじいさんはまた神の名の下に、いかに自分が生活に困っているか、人助けがいかに大切かを語り始め、そしてすぐに2ソレスに下げた。こういう商売は絶対ダメなんだよな。誰もが「ほーら、もうすぐ1ソルになるよ」って思ってしまうから。

案の定、誰も買おうとしない。おじいさんは「なんてひどい人たちなんだ!」と逆切れ。「あんたたちは掃除しないのか?」「たった2ソレスなのに、金がないのか?」そんなこと言ったら、余計に買いたくなるなるじゃんかー?しまいには「最近は交通事故も多いしねぇ。あんたらも、気をつけなきゃねぇ」とか言ってた。

私はその呪いの言葉を吐いている時にちょうど降りちゃったけど、ありゃ1ソルにしても売れないだろうな。逆に、乗客と喧嘩してなきゃいいけどと心配してしまったほどだ。

もし、バスの前方座席付近の手すりが一部だけ中途半端にピカピカだったら、それはきっとあのおじいさんが磨いた後だと思います。つばべっちょり、怨念ちょっぴりの・・・(苦笑)

あのおじいさん、今頃どうしてるかなぁ。

14 Replies to “リマ バス物語”

  1. おじいさん、商売の勉強やり直した方が
    いいねえ。
    バスに乗る時は妙にきれいな手すりに気をつけます。
    でも、こういう商売の人におおらかなペルーの人って
    えらいなあとも思います。

  2. ははは。
    私はこういうバスに小さい時にずっと乗ってたので、
    こういうのは懐かしいです(笑)。
    ギャク切れはあまりなかったけどね。
    舌打ちは結構あったけど(笑)。
    じぃさん、歳の割には修行が足らん。
    次は障害者になって現れるかも・・・よ(笑)。
    170kmの紙・・・中途半端で面白過ぎ!!!

  3. 自前の時速170kmの紙。おもしろすぎです。
    渋滞でイライラしててもそれ見たら笑っちゃいますよね。
    ←いや、170km/hも出てるかーと腹立ちますかね?(笑)。
    バスの物売りのおっちゃん、どうせなら皆を楽しませてくれたら、
    おもしろいから買おか、と思うんですけどね。

  4. だいたい感心させられることの多いリマのバスですが、このおじいさんはダメでしたねー。お年寄りというのを覗いても、まったくもって同情の余地なしの販売方法でした。唾液べちょ…の手すり、私もこれから要チェックです。それにしても、このゆるい感じは好きなんですけどね~。

  5. いやいや、障害者って…(苦笑) でもまあやりかねませんけどね。おじいさん、だいぶ勘違いしていました。あれで大丈夫なのかな?170kmのは笑えるでしょ?私もなんで「紙で?」と吹き出しそうになりました。

  6. 運転手のこだわりを感じます。160でもなく180でもなく、170km… いやいや、その理由を聞いてみたいもんですね~。物売りのおっちゃん、よく人を笑わせる売り子もいますよー。でもなんというか客をいじって、それで笑いを取るのが多いんですよね。だから前のほうの座席に座るのは、色んな意味で危険かもです。

  7. う、うける。。実演の様子を写真にとればよかったのに!
    仕事でよくコンビにのってたころ。。よく文房具とか実はバスでかってたよ。
    でもホチキスとか、すぐこわれたり、修正液も質が悪かったりでだんなに怒られて買わなくなったけど。。
    だって1ソルっていわれたらなんか安いって感じでつい買ってしまったんだよね。
    閉口したのは、たまに物売りが自分の座席の前にたって商品の説明とかしはじめて、つばがばんばん飛んできたとき。でもこんでて逃げられなかったんだよねえ。
    慶子さんもそういうの、きをつけてねえええ

  8. おじいちゃん、どこかで会えないもんだろか。。おもしろすぎ。
    アタシが見た中で飛ぶように売れてた1ソル商品は、シーフード料理のレシピブック、だったなぁ。それもただコピーをホチキス止めしただけ、って劣悪品なのにさ。
    売り子の兄ちゃんが「皆さんが普段食べてる鶏肉にはホルモンが含まれていて良くないです、シーフードはカラダに非常に良いんです」って力説してたのがポイントだろうなぁ。

  9. うん、でも物売りは目があうと絶対売りつけてくるから…(涙) 特にこのじーさまの時は随分迷ったんだけど、買わなかったら大声で「ケチなチニータ!」って叫ばれそうだったのでやめました。。。お涼ちゃんも色々買ってたんだねー。はは。あと物売りが自分の横で口上を述べ始めるといやだよね。もたれかかってくるし、つばも…うぇぇ。やっぱり真ん中、窓際が一番だわー。

  10. えーっと、Av. Aviacionをセントロから南へずっとつっぱしるバスで出会いました~。その路線辺りに生息中? 私もペルー料理のレシピブック買ったよー!1ソルで(笑) 結構使えました。でも人数が書いてないか、書いてあっても8人分とかそんなんばっかで、2人分に計算し直すのが面倒くさかった(涙) シーフード専門のは見たことないなー。今度あったらgetしてみます♪

  11. このメーターすごいですね~。
    この前初めてバスに乗りました。
    ちょっとドキドキしましたがスぺ語の先生と一緒だったので彼女が降りるときに一緒に降りたので大丈夫でした。
    でも、1人ではまだまだなかなか乗りこなせそうにないです。ドキドキしてて、Keikoさんのようにバスで写真も撮れなかったですよ。
    また次回乗る機会があったらぜひ写真を撮りたいです。
    それにしてもクレンザーおじさん面白いですね~。ぜひ見たいです。

  12. おっ♪初体験♪ 私も最初の頃は本当にどきどきして、変な道を通ってないか、地図と照らし合わせながら乗ってました。おかげでルートや道にも詳しくなって一石二鳥でしたよ(笑) 今度かりんりんさんも面白いおじさんを見たら、ぜひ教えて下さいね~!あ、でもくれぐれもカメラや貴重品にはお気をつくださいませ。

  13. スピードメーター170キロ!しかも紙製!!(爆笑)
    …新幹線かっちゅうの。おもろいなぁ〜

  14. おちゃめだよね(笑) スピードメーター自体がないバスもたまにあるんだけど、実はこのバスもなかったのかなー。でもってお手製…(苦笑) あってもなくてもそんなもの役に立たん!ってことなのかしらん?

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