Ferreñafe その5 発掘現場拝見

ランチの後、「Bosque de Pomac (ポマの森)」へ。これからシカン遺跡の発掘現場を見学させてもらうのだ。一般公開されている遺跡の端っこで発掘作業をしている風景は見たことあるけど、その現場をじっくり拝見するのは今回が初めて!GO大先生に感謝。「Huaca Loro(ワカ・ロロ/ロロ神殿)」の頂上から眺めたポマの森。「まったく人間どもは、あちこち地面を掘って何をしてるんだか・・・」といわんばかりのガジナッソが一羽。「あなたの足もとには黄金の仮面が眠っていたのよ」、なんて分かる訳ないけど。

フェレニャフェの街からタクシーで北上すること約30分、Río la leche(レチェ川)を越えて発掘エリアへ。川といっても乾季の今は完全に干上がっているため、歩いて渡る。川底には真っ白な砂が堆積しており、おかげで足元は砂だらけだ。雨季には川と化すが、この白い砂が水を白く濁らせるため、「Río la leche=牛乳の川」というのだそう。なるほど。また雨が多くなるエル・ニーニョの年には、川が溢れて遺跡にも多大な被害を与えると言う。モチェ文化を衰退させるきっかけにもなったというエル・ニーニョ。猛威をふるう大自然を前に、人がなす術など何もないということか。

遠くに見える小高い丘が、「ワカ・ロロ」。シカンの「東の主」と「西の主」の墓所が発掘された場所。

あの白いテントの下で発掘作業が行われている。冬とはいえフェレニャフェはリマよりずっと赤道に近く日中の日差しは強烈!砂埃の中での作業は大変だろう。

シカン博物館所属の発掘調査団の皆さん。実は遺跡を発掘調査していたのではなく、雨季に備えて排水溝を整備していたら偶然墓所を発見したのだそうだ。ここからおびただしい数の人骨やリャマ、犬の骨がでてきている。

作業員はみな地元の人々。日頃は農業を、発掘期間中はここの作業を手伝う。一番底で作業をしている赤い帽子と青いシャツのおじさんたちは、この道20年以上の大ベテラン。日当はベテランで40ソレス(約1200円)ほど。ペルーでは悪くない稼ぎだ。

コブタ?パンダ?なんて思うほど可愛らしい土器の一部。舌をぺろっと出して上唇(もしくは鼻?)を舐めている。「イノシシっぽい動物かしら」とは、現場で調査をしていた女性の談。でもイノシシってアメリカ大陸にいたっけ?犬の骨がたくさん出てきているから、犬じゃないかなーなんて思うのだけど。今回現場で見た遺骨は、バラバラのものが多かった。しかも人骨とリャマの骨がくっついてしまっているものも・・・。これは肉片がついた状態で埋葬されたためだという。ってことは、この墓一面に人とリャマのバラバラ死体があったってことだよね。

シカンという文化は、どうやら死体をいじるのが好きだったらしい。もちろん丸ごと埋葬されているものも多々あるが、なんというか、筆舌に尽くしがたい埋葬方法なのだ。死者をないがしろにしていた訳でないようだが・・・との話だが、いくら生贄でも気の毒なことで。死生観の違いというかなんというか、いやはや壮絶ですな。もしかしたらこの後「謎の黄金仮面!」やらが出てきて、「世紀の大発見になるかも?」という現場を見学&撮影させて貰えたことにとても感謝。あと作業員のおじさんたちのニコニコとした笑顔もよかったわ。彼らのおかげで、私たちは過去の偉大な文化に触れることができるのね。

最後に、雨でぼろぼろに崩れてしまったロロ神殿をよじ登ると・・・絶景かな!本当に素晴らしい体験ができました。ありがとう!さて夜はソレントのお肉をリベンジ!

いや~、とっても美味しゅうございました。300g以上はあるかな?というロモ・フィーノをぺろり。

赤身だけどジューシーで、とても柔らかい♪「アルゼンチンで食べる肉よりうまい」は、あながちウソではないかも。ただの肉じゃなくて、何か秘伝のたれにでも漬けこんであるような・・・あ、でも基本はさっぱり塩味だけなんだけど。もう一度食べなきゃうまく説明ができません(笑)。とにかくよく遊び、よく食べた1日でした。幸せ、幸せ♪

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“Ferreñafe その5 発掘現場拝見” への4件の返信

  1. わ~い、お肉がおいしそう!
    今夜はお肉が食べたいなぁ。
    遺跡の発掘って気の遠くなるような作業ですね。
    生贄?なんて思っただけで遠い昔を想像してしまいます。

  2. 貴重な体験ができたね~!
    発掘現場を間近で見られるなんて!
    あれはどう見たって犬にしか見えないんですけど・・(笑)。
    でも耳が小さいよねぇ。
    しかし!どう引っくり返したってイノシシにだけは見えない!(笑)
    お肉・・・美味しそうだねぇ。
    まぁ、アルゼンチンのには敵わないとは思うけど(笑)
    ほんっと、めっちゃ美味しそうだわ!!!
    日本ではその量でカレー20人分は作れるわ・・・

  3. お肉、とっても美味しかったです。リベンジできてよかった(笑) 発掘作業は本当に根気強くないとできませんね。「わーい、でたー」ってざくざく掘る訳じゃないですし、刷毛や先の細い道具でなでるように土を取り払う。すごい作業です。

  4. ふっふっふ、いや、あのお肉はきっとElisaさんもびっくりの美味しさでしたよ。ボリュームは断然アルゼンチンの勝ちですけど、あれくらいでちょうどいいです。私もその昔は300gの肉!なんて食べれなかったのに、なぜか年とともに完食できるようになり・・・ペルー人化ってことですかね、胃袋とお腹だけですが(笑)

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