世界遺産 ティワナク遺跡

12月29日(木)たびこふれに 世界遺産 ティワナク遺跡 が掲載されました。

7回に渡ってお届けしてきたボリビアの旅、そのトリを飾るのは何といっても「世界遺産 ティワナク遺跡」でしょう。標高約4000mのアルティプラーノに栄えた古代巨石文化ティワナク。その宗教的・政治的中心地として2000年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。

2006年にも訪れたことがあったので、今回は実に16年ぶりの訪問。遺跡の調査発掘が進んでいるかな~と淡い期待を胸に秘めていたのですが、ティワナクはまるで時が止まったかのようでした。世界遺産なんだからもう少し力を入れてほしい!ボリビア政府、やる気をだして~!

またたびこふれの記事でも触れましたが、モノリート・ポンセの姿を正面から見ることができなくなっていました。観光客が石像に触らないようにとのことでしょうが、これはちょっと残念すぎる。遺跡保全と観光振興は工夫次第でいくらでも両立できると思うんですよね。こういう役所的な対応は、ただ考古学ファンの足を遠ざけるだけだと思うのですが・・・

とはいえ、ティワナク文化の高度な巨石建築技術に触れることのできる貴重な遺跡。ティワナク文化の遺跡は他にもありますが、ここが一番アクセスもよく訪れる価値は大!インカに影響を与えたというティワナク文化の宗教的・政治的都市遺構「ティワナク遺跡」を訪問してみてくださいね。