14日為替1ドル=3.99ソレス 進むソル安 大台迫る

ペルーの為替市場における14日のドル相場は前日終値1㌦=3.981ソレスから0.23%上昇、3.990ソレスで取引を終えた。ペルー中央準備銀行(BCR)が伝えた。

為替トレード企業Avsim Asenciosの発表による本日14日の出来高は2億1600万㌦、ドル平均相場は1㌦=3.9904ソレス。法人のドル需要が進む一方、中銀が4億1500万ソレス分のドル売り介入を実施、日中の高値は1㌦=3.995ソレス、安値は3.98ソレスと報告した。

為替ポータルサイトcuantoestaeldolar.peによる市中主要両替商のドル平均相場は3.97ソレス(買い)/ 4.00ソレス(売り)。

世界的な動向に関しては、景気後退リスクの上昇にもかかわらず、欧州中央銀行はインフレ抑制に向け利上げを継続する必要があると複数の経済アナリストが分析している。

クワーテング財務相の解任および経済政策の一部廃止を受け、ロンドン市場は取引開始直後からポンド安で進行。一方、米国では9月消費者物価指数が予想を上回り引き続きインフレ圧力が上昇、米連邦準備制度理事会(FRB)による4回目の利上げが来月にも実施されるとの見方が強まった。

(ソース: Gestión 14/10/22)