ペルー政府、観光セクターに緊急事態を宣言

ペルー政府は8日、新型コロナウイルス感染症による観光活動への深刻な影響を軽減する目的から、国内の観光セクターに対し緊急事態を宣言する大統領令第004-2022-Minceturを官報にて公布した。発令の期限は今年12月31日まで。

同発令に伴い、通商観光省(Mincetur)は「観光セクター緊急プラン」を9日以降営業日で15日以内に承認する。「観光セクター緊急プラン」とは、COVID-19の影響による同セクターの危機的状況を緩和するための具体的な方策を定めるもので、関係省庁との調整を通じ次の各措置に関する基準が整備される。

  • 融資救済措置
  • 経済的援助
  • 観光への便宜
  • 観光投資へのインセンティブ.
  • 観光の振興

通商観光省は、同省令第307-2018-EF/10およびその改定条項に基き創設される専門委員会の監督の下、「観光セクター緊急プラン」に含まれる各措置の内容につき引き続き評価検討を行う責務を負う。

なお、当大統領令はペルー政府デジタルプラットフォーム(www.gob.pe)内の通商観光省ホームページ(www.gob.pe/mincetur)に掲載される。

(ソース: Andina 09/04/22)