NHKちきゅうラジオ 「パンの首都」誕生

2月5日(土) NHKちきゅうラジオ 世界のイチメン に出演しました。

海外在住者が世界各地のホットなニュースをリポートするコーナー「世界のイチメン」。今回はペルーから「パンの首都が誕生」というニュースについてお話させて頂きました。朝(というか夜中)3時の放送で舌が回らず、お聞き苦しい点があったかと思いますが、なにとぞご容赦ください(汗)。

ほんのり甘くて優しい味わいのまん丸パンchuta(チュタ)。食感はちょっとぱさっとしていますが、その分アンデスの滋味あふれるスープとの相性は抜群です。しっかり焼かれているので持ち運びもしやすいし、日持ちもするのでお土産にも最適。私もクスコを訪れた時にはこれを買って、アパートの門番くんへのお土産にしていました。一時はリマのスーパーでもチュタを売ってたんだけどな~。

オロペサ村のチュタパンを始め、アンデスにはいろいろなパンがありますよ。私が好きなのは、カトリックの三位一体を表すというアレキパのpan de tres puntas(三角パン)。表面は固くパリッとしていて、塩気の強いアンデスのチーズやハム、熟したアボカドを挟んで食べると最高です。アヤクチョのpan chapla(パン・チャプラ)もいいですね。ただこれは焼きたてに限ります。安宿の朝食で前日のパンが出された日にゃ、すかすかパサパサで本当に悲しくなります(苦笑)

アンデスのパンはどれも驚くほどシンプルで、翌日にはカチカチになってしまったりもするけれど、その分焼きたては本当に美味しい。こういうのを食べ慣れると、日本のパンのしっとりふわふわな食感がなんだか心もとなく感じるようになります(添加物が多すぎです)。アンデスの村々を訪れた際には、ぜひ地元のパン屋さんを覗いてみて下さいね。窯から出されたばかりのパンを食べたら、一瞬で虜になること間違いなしです。