パラカス国立自然保護区観光客受け入れ再開

リマの南、イカ州に位置するパラカス国立自然保護区は、国内観光再活性化の一環として、COVID-19パンデミック発生以来およそ8か月ぶりに観光客の受け入れを再開すると発表した。

具体的には、エリア内全域におけるマスクの着用を始め、健康状態の事前申告書提出、社会的距離(1.5m)の維持、殺菌・消毒プロセスの順守、グループ毎の人数制限(最大8人)などが訪問者全員に要請されるほか、受け入れ側にも観光時間帯や施設最大定員の厳守が求められるとSERNANPは解説。

パラカス国立自然保護区の観光再開は、国家自然保護区管理事務局(SERNANP)と環境省(MINAM)が推進する国内自然公園内防疫プロトコル「Naturalmente Seguros(当然安全)」啓蒙活動の枠組みにおいて行われるもので、ペルーの経済活動再開第4段階開始以降国内の自然保護エリア中15番目の適用となる。これらのエリアを訪れるすべての観光客に対し、SERNANPは環境省が承認した防疫措置の厳正な順守と履行を求めている。

33万5000ヘクタールの面積を誇るパラカス国立自然保護区には、ウミガメやクジラ、イルカ、オタリア、フンボルトペンギン、カワウソなどの代表的な動物を始めとする鳥類216種(渡り鳥を含む)、哺乳類36種、爬虫類10種、魚類168種が棲息している。また、“ラスポン”や“ラ・ミーナ(写真)”といった美しい白砂のビーチでも有名。

(ソース: PortaldeTurismo)

ペルーパンデミック237日目

ペルー保健省発表11月5日COVID-19関連国内統計

  • 感染者数累計 917503人(前日比+2781)
  • 死者数累計 34783人(+53)
  • 既検査数累計 4635248件(+23868)
  • 陽性率 19.79%↓
  • 死亡率 3.791%↓
  • 1日の検査数 23868人(+3895)
  • 1日の感染者数 995人(-96)※当該日以前の感染者1786人を除く
  • 入院患者数 5154人(-58)
  • 上記の内ICU患者数 1022人(-22)
  • 回復患者数 836783人(-1482)

直近一週間の一日当り感染者数推移(カッコ内は死者数)

  • 11月5日 2781人(53)
  • 11月4日 2935人(59)
  • 11月3日 2885人(48)
  • 11月2日 2357人(38)
  • 11月1日 1634人(56) 
  • 10月31日 2408人(53)
  • 10月30日 2323人(65)
  • 直近7日間平均 2474.7人↑(53.1↑)
  • 直近7日間の陽性率 11.92%↓ ※累計比

(ソース: MINSA 11月6日)