9月5日は国際先住民女性の日

9月5日は国際先住民女性の日。貧困との闘いや家族農業の振興、環境保護、気候変動への順応および対策を始め、国家の発展における様々な分野への先住民女性参画につながる重要な記念日だ。

2017年に実施された国勢調査によると、先住民または自己のルーツが先住民であると認識する人々の51%(約300万人)は女性だという。民族独自の言語と伝統的知識の教育および普及に努める彼女たちは、文化遺産の担い手であり伝道者でもある。

彼女たちはまた、貧困や飢餓、社会的・文化的隔絶との闘いで基礎的な役回りを果たし、環境の持続的保護と利用において鍵となる役割を担う。さらには、コミュニティ内での主要な食糧生産者としての側面もある。女性の参画とリーダーシップは、先住民組織の強化において欠くことのできないものだ。

国際先住民女性の日は、ボリビアで1782年9月5日に殺害されたアイマラ先住民の女性、バルトリーナ・シサ(※)に敬意を表して定められた。ペルーでは、国家が独立へと向かう過程において、歴史上の役割を果たしたミカエラ・バスティーダスやマリア・パラドのようなケチュア語系民族の女性たちが想起される。

気候変動と先住民女性

先住民の女性は、気候変動の影響とリスクに直面するペルーの国家的行動において、極めて重要な役割を担っている。その意味から彼女たちは昨年、環境省が気候変動関連法案に係る事前アセスメントの一環として地方分権組織を通じ推進する教育訓練ワークショップに参加。その中で環境省は、それぞれのコミュニティでライブラリーを設けるよう先住民女性にアドバイスした。

(ソース: Andina 05/09/20)

※バルトリーナ・シサ・バルガス(1750年または1753年8月24日~1782年9月5日): 2005年7月15日、ボリビアの法律(第31021号)によりアイマラ族の国家的英雄とされた女性。スペイン植民地時代、多くの軍事拠点を築き、トゥパク・カタリの通り名で知られる夫のフリアン・アパサと共にラパス包囲戦を戦う。裏切りに会いスペイン人に引き渡された彼女はその1年後、馬に引きずられ殺害された。彼女を称え、彼女がラパスで没した9月5日は国際先住民女性の日と定められた(Wikipediaから引用)。

ペルー国家緊急事態発令174日目

9月5日0:00ペルー保健省(MINSA)発表COVID-19関連国内統計

  • 感染者数累計 683702人(前日比+6854)
  • 死者数累計 29687人(+133)
  • 既検査数累計 3353435件(+33423)
  • 陽性率 20.39%↓
  • 死亡率 4.342%↓
  • 1日の検査数 33423人(-63)
  • 1日の感染者数 3484人(+1108)※当該日以前の感染者3370人を除く
  • 1日の陽性率 20.51%↑
  • 入院患者数 11362人(-49)
  • 上記の内ICU患者数 1492人(-4)
  • 回復患者数 506422人(+7899)

過去一週間の一日当り感染者数推移(カッコ内は死者数)

  • 9月5日 6854人(133)
  • 9月4日 6703人(149)
  • 9月3日 6708人(146)
  • 9月2日 6308人(191)
  • 9月1日 5092人(124)
  • 8月31日 4871人(156)
  • 8月30日 7731人(181)
  • 直近7日間平均 6323.9人↓(154.3↓)
  • 直近7日間の陽性率 22.50%↓ ※累計比

(ソース: MINSA 9月5日)