COVID-19感染疑いの男性病院から逃走

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染検査を前に、ランバイエケ州チクラヨの病院から感染疑いのある男性が逃げ出し行方が分からななくなっている。

スペインから来秘したこの男性は、ペルー到着時にCOVID-19ウイルスへの感染が疑われる症例が観察されたことから、チクラヨ(写真)のLuis Heysen Inchaustegui病院に赴き喉の粘膜を採取する検査同意書に署名。その後医師が目を離した隙に病院から姿を消し、携帯電話への発信にも応答せず今も行方が判明していない。

この他にも同州では現在、ウクライナ人旅行者の男性とスペインのバルセロナから到着した教職の女性、合わせて2人の感染疑い患者が在宅隔離されている。

一方、保健省は本日午前8時現在のペルー国内におけるCOVID-19の検査数を318件、感染者数を合計9人と発表。ゼロ号患者(25歳男性・民間航空会社のパイロット)とその家族4人(7歳男児の兄を含む)および友人1人、ならびにアレキパの男性1人、これら既報の7人に本日78歳の男性と66歳の女性(いずれもゼロ号患者の関係者)が加算された。

(ソース: El Comercio 09/03/20, Gestión 09/03/20)