コロナ無症状感染者 自宅隔離守らず里帰り

ペルーのイカ州保健局は21日、新型コロナウイルス(COVID-19)の陽性判定を受けた首都リマ在住の男性(22)が、自宅隔離指示や外出制限を無視し300km以上離れた同州の家族宅に移動していたと伝えた。

この男性の職業は弁護士で、同局は男性の居場所を特定するため国家警察の協力を得て家宅捜査を実施。イカ市の中央広場(写真)にほど近いサンミゲル地区の現場では、防護服を身に着けた局員と警察による突然の捜索で一時周囲が騒然となった。

同局のマルコス・カブレラ・ピメンテル局長は22日の記者発表で、「欧州からリマの自宅に帰国し、呼吸器系の症状からリマの病院でCOVID-19感染検査のための検体を採取され自宅隔離指示を受けていた男性が、イカ市まで移動したと昨日連絡がありました」と説明、保健省(MINSA)からこの男性に関し警告を受けていたことを明かした。

国立衛生研究所(INS)の3月16日付け第52685号報告書によると、この男性は前述の検査でCOVID-19ウイルス陽性が判明。しかしリマの自宅にはおらず、18日以降連絡が取れていなかったという。男性は21日、イカ市内の家族宅で警察に発見された。

この男性は欧州への渡航歴がある無症状感染者で、男性の発見後、州保健局は鼻孔と咽頭から再度検体を採取し、以降は自宅隔離措置を遵守するよう男性に強く要請した。

「リマで検査を受けた患者なので、今回のケースは(市中感染ではなく)外部由来の感染にあたることを皆さんにお伝えします。この患者の容態は安定しており、現在は隔離指示が守られています」とカブレラ局長は述べた。

局長はさらに、管内におけるCOVID-19ウイルス感染検査の結果、本日現在で48件が陰性、26件がリマに本拠を置くINSの報告待ちとした上で、手洗いや家屋内清掃の励行はもとより、緊急事態宣言発令下の外出制限措置を確実に履行するよう市民に呼びかけた。

(ソース: Gestión 22/03/20)

ペルー全土封鎖 外出制限7日目

保健省発表による3月22日14:30現在の国内感染者数は363人(前日+45人)、死者合計は5人(±0)。内訳はリマ278人(+37)、カリャオ6人(±0)、アンカシュ4人(±0)、アレキパ7人(+3)、クスコ4人(±0)、ワヌコ4人(+2)、イカ1人(±0)、ラ・リベルタ5人(±0)、ランバイエケ8人(±0)、ピウラ19人(+1)、ロレト16人(+2)、マードレデディオス1人(±0)、フニン10人(±0)。既検査数は6184件(-25)、陽性判定率は5.87%、死亡率は1.38%。31人が入院中。

(ソース: MINSA 22/03/20)

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