女性客への配慮がアダ 有名レストランに罰金命令

国家競争・知的所有権保護庁(INDECOPI)の消費者保護特別法廷は、ミラフローレス区のレストラン「La Rosa Náutica」に対し、客に男女で内容の異なるメニューを渡しているとして罰金21万ソレス(約681万円)の支払を命じる判決を第2審で下した。

同庁は、このレストランを男女のカップルが訪れた際、男性には価格入りの通常メニュー、女性には価格抜きのメニューが出されていたことを“ペルー怒れる消費者協会(リマ)”による告発に基づき確認。同行為が消費者保護法38条に違反すると指摘していた。

女性が料理の値段を気にすることなく、カップルでロマンティックなディナーを心地よく楽しんでもらうための配慮だとするレストラン側の申し立ては却下され、判決では、男女の差別なく同一のメニューを出すべきであり、女性客への異なる扱いは正当な理由に欠けると結論づけている。

同庁はまた、手渡されたメニューを眺めた際、価格表示がなければ食べたい料理の値段を知ることができないので、(男女間における)異なる扱いは、快楽の享受および/または女性側の持つ情報に対する権利の行使を減殺もしくは制限する要因になるとコメントした。

判決では、レストランに対し早急に次の是正措置を実施するよう命じている。

  • 男女間で異なるメニューの配付を中止すること。
  • 正社員および/または契約社員に対し、法律で定められた消費者への差別行為禁止についての教育を行うこと。
  • 店舗の外部に次の内容のポスターを掲示すること。「この施設では、国籍、人種、性別、言語、宗教、思想、経済階層、障害、性的指向、性同一性または他のあらゆる性質による顧客への差別につき、消費者保護法(法令第29571)の違反事項としてこれを禁ず。」

(ソース: Gestión 17/10/19)