Virú沖合のGuañape島観光開発へ

ペルー北部、太平洋に面したラ・リベルタ州ビルー郡の沖合に浮かぶGuañape(グアニャペ)島群が観光開発される模様。

その美しい自然景観から「真新しい天然の宝石」としても知られるこの島々は、国家自然保護区管理事務所(SERNANP)、通商観光省、ラ・リベルタ地方政府、ビルー郡自治体および複数ツアーオペレーターの努力により、この度観光化されることになった。

SERNANPのペドロ・ガンボア所長は、観光活動が島の持続可能性に影響を及ぼすことのないよう、海鳥やオタリア、フンボルトペンギンから成る一帯の生態系保護を達成するための取り決めがあることを明らかにした。

所長はさらに、「我々は島の観光を可能にし、人々が求める最上の保養地を提供したい。一方で、多くの海鳥たちに影響を与えることのないよう、観光優先姿勢をとらず現状の保全に向け努力していく」と述べた。

通商観光省観光戦略総局の責任者ディアン・グスマンもまた、同省が自然保護区域において、地域の社会文化向上や官民連携事業の促進を目的とした観光プロジェクトを進めつつあると説明した。

今後は地球環境ファシリティ基金(GEF)による桟橋の補修塗装や日除け付きベンチ設営、監視カメラ設置などの改良工事を行い、観光セールスの実施および、ビルー住民によるホテル・レストラン分野への投資可能性を模索していく予定。

(ソース:PortaldeTurismo 18/03/19)