エクアドル政府、ベネズエラ人入国に旅券提示義務付け

エクアドルのマウロ・トスカニーニ内務相は16日、ベネズエラ人を含めたすべての外国人に対し、明日18日から入国時にパスポートの提示を義務付けると発表した。

同相はベネズエラ政府に対し、「エクアドルは、貴国の市民が国を離れてより良い行き先を探す必要がなくなるよう、すべての政治的、とりわけ社会的な努力の早急な実施を望む」と記者団に語った。

ベネズエラ人は今まで、身分証明書(DNI)を提示すればエクアドルに入国することができた。ベネズエラ人にとって、パスポートの取得はその条件や役所の官僚的な対応から手続きが非常に複雑とされている。

同相は今回の措置につき、ベネズエラ人とエクアドル国家双方の安全保証に加え、人身売買を始めとする犯罪の抑止がその目的と説明した。

エクアドル政府によると、ここ数週間、コロンビアとの国境に架かるルミチャカ国際橋経由でエクアドルに入国を果たしたベネズエラ人は1日当り約4500人に上り、先週国内3郡に人道的非常事態を発令したという。

ハイパーインフレや食糧・薬品不足などの理由でエクアドルに逃れたベネズエラ人の多くは、次にペルーを目指すための資金確保目的から同国内に数週間滞在する。一方で、一部住民の反対や厳しい生活条件にも関わらず、米ドルに魅了され残留するベネズエラ人もいる。

同相はまた、エクアドル政府が市民に対し提供するすべての社会的サービスは、入国した者(外国人)にもその範囲が及ぶと付け加えた。

(ソース: El Comercio 17/08/18)

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