Starbucks スペイン65店舗でペルー産コーヒー販売

世界規模のコーヒーチェーン店「スターバックス」は、スペインの65以上におよぶ店舗で「Starbucks Origin Espresso Perú Cusco(スターバックスオリジンエスプレッソ・ペルー・クスコ)」の販売を開始した。ペルー通商観光省が伝えた。

同コーヒーはクスコ州キジャバンバの標高1600m付近で栽培されるアラビカ種の豆を使ったもので、2015年にヨーロッパ20か国に展開する2000以上の同社店舗で欧州初の販促キャンペーンを実施。2度目となる今回は「ひと口ごとにまろやかなコク」をスローガンに春の終わりまで販売される予定。

この豆は酸味のあるアーモンド風味の落ち着いたテイスト。焙煎することで趣きを増し、ブラック・カフェラテのどちらでも美味しいと専門家は語る。豆の販売価格は250グラムで6.2ユーロ。

通商観光省資料によるペルーの2016年度コーヒー豆輸出額は7億6100万㌦、主な輸出先は米国(2億1800万㌦)、ドイツ(1億9400万㌦)、ベルギー(8000万㌦)、スウェーデン(4100万㌦)、カナダ(3600万㌦)など。スペイン向け輸出額は前年より78%増え、昨年度は500万㌦を超えた。

(ソース: Andina 29/05/17)