ラジオ・フィラルモニアとナショナル・デー

在ペルー大使館の株丹達也駐大使が、「Radio Filarmonía 102.7 FM」というラジオ番組に出演されると伺った。ラジオ・フィラルモニアはクラシック音楽をメインに、クリオージャ音楽やフォルクローレなど国内外の名曲を提供する由緒正しきミュージック・チャンネル。RPP Noticiasは別にして、ペルーのラジオ局と言えは著作権フリーの曲ばかりを飽きもせず流し続けるものばかりと思っていたが、こんな文化的な番組もあるのか。まだまだ知らなこととばかりである。

大使が出演されるのは、12月23日朝8時から始まるMusicianaという1時間のプログラム。パーソナリティーは同局理事長のMartha Mifflin Dañino、御年76歳だ(リンク先の写真は一体何年前のものだろうか…)。1984年開始の歴史あるこのプログラム、普段はペルー人作曲家の音楽を流すが、ペルーに在外公館を置く各国のナショナル・デーには、各大使による友好のメッセージとその国にちなんだ音楽を紹介する(2015年のメッセージ原文はこちら)。今月は日本以外どの国があるのかと思ったら、12月6日がフィンランドのナショナル・デ―だったらしい。どんなメッセージだったのかな?もし聞き比べができたら、各国のお国柄が見えて面白いだろうな。

それにしても、今上天皇の誕生日が12月23日でよかったねぇ。これが24日や25日だったら、忙しすぎて誰にも聞いてもらえない。APECの安倍首相訪問を始め、2016年もさまざまな交流が行われた日本とペルー。さて、2016年を締めくくる株丹大使のメッセージはいかに、いかに?皆さま、お聞き逃しのなきよう~…と言いながら、ラジオが受信できず焦っている。電波弱すぎるぞ、ラジオ・フィラルモニア!