ペルー産粉末マカ輸出 7%は日本向け

農業灌漑省(MINAGRI)は24日、ペルー産マカ輸出に関する2015年度のデータを発表した。

報告によると、2015年度の生マカ(加工品)輸出量は763トン、輸出額は約660万ドルと前年比で44%の伸張。主な輸出先は香港(79%)、中国(11%)、ベトナム(4%)など。

粉末マカは輸出量1411トン、輸出額は前年比12%増(FOB比較)の2680万ドル。主要輸出先は米国が35%でトップ、続いてカナダ(8%)、英国(8%)、ドイツ(7%)、中国(7%)、日本(7%)、オランダ(4%)など。

マカの国内生産量は昨年度5万8000トンを記録、2014年度(2万1000トン)に比べ173%の増加。2011年から2015年にかけ生産量は年平均35%上昇、5年間で235%亢進した。

国内の主要なマカ生産地はパスコ、フニン、ワンカベリカなど。マカの耕作に適したこれら各州の農地では、良質のマカが産出される。

(ソース: Andina 24/04/16)