ペルー人の平均寿命74.6歳 合計特殊出生率は2.3

国立情報統計庁(INEI)は、2015年度の平均寿命を74.6歳(男性72.0歳、女性77.3歳)と発表した。ペルー人の平均寿命は過去40年間で15年延びている。

1950年の人口は763万2000人、平均寿命は43.2歳で合計特殊出生率(以下出生率)は6.9、人口増加率は年2.6%だった。2015年、人口は3115万2000人に増えたが、出生率は2.3まで下がり、人口増加率は1.1%に減っている。2050年の人口は4011万1000人と現在より28.8%増加するものの、出生率は1.8、人口増加率は0.3%までそれぞれ後退すると同庁は予測。

年齢別の人口構成では、1950年から2015年にかけ15歳未満が1.7倍、生産人口(15歳以上60歳未満)が3.8倍、60歳以上の高齢者は6.0倍増加。2050年にはそれぞれ今より15%減、23%増、200%増となり、特に高齢者人口は構成率17%を超え15歳未満の人口を上回ると予想されている。

(ソース: INEI 10/11/15)