1~4月の外国人観光客3.4%増 日本は9位

ペルー通商観光省(Mincetur)のマガリー・シルバ大臣は、2014年1-4月期の居住国別外国人観光客動向を本日公表した。

同報告によると、2014年度1-4月期にペルーを訪れた外国人観光客は合計1,042,531人で、主にボリビア、米国、エクアドル、スペイン、コロンビアからの訪問者が伸び、前年同期比33,987人(3.4%)の増となった。

前年比65.2%増となったボリビアについては、プーノで2月に行われた伝統行事「燭台の聖母祭」が影響したと分析している。

また、ベネズエラ(ランク外)観光客の急激な減少に関しては、自国民が海外旅行用に購入したUS$現金を利用して為替レートの差額で儲ける、いわゆる「両替ツーリスト」に対する締め付けが厳しくなったことによるものと見ている。

尚、日本からの観光客は23,063人で、2013年より2.8%減ってはいるものの、全体の2.2%を占めアジアから唯一のトップ10入りとなった。

居住国 2013 2014 増減 増減% 構成比%
チリ 318,610 307,488 -11,122 -3.5 29.5
米国 145,392 154,746 9,354 6.4 14.8
エクアドル 65,235 69,946 4,711 7.2 6.7
アルゼンチン 58,737 57,249 -1,488 -2.5 5.5
コロンビア 47,229 49,424 2,195 4.6 4.7
ボリビア 29,472 48,678 19,206 65.2 4.7
ブラジル 42,845 44,449 1,604 3.7 4.3
スペイン 36,067 40,752 4,685 13.0 3.9
日本 23,734 23,063 -671 -2.8 2.2
フランス 22,849 22,735 -114 -0.5 2.2
その他 218,374 224,001 5,627 2.6 21.5
合計 1,008,544 1,042,531 33,987 3.4 100.0

(出典: Mincetur)