トゥクメ現地博物館 8月リニューアルオープン

SONY DSC
ペルー北部海岸の都市チクラヨから約33km、ランバイエケ文化の遺跡「トゥクメ」の現地博物館がこの8月にリニューアルオープンする。同館責任者のベルナルダ・デルガードが本日公表した。

18年ぶりとなる同博物館の改修にはおよそ1千万ソレス(3億6千万円)が投じられた。リニューアル後の博物館は三階建となり、一階では地域の一般的な歴史、二階ではランバイエケ文化の神話、三階では最近発掘されたインカ統治時代の遺物に関し「見て、聞いて、触れる」インタラクティブな展示が行われる模様。今回の改修により、三年後には観光客数の倍増が期待されている。

トゥクメはワカ・デル・プエブロ、ラ・ラヤ、エル・ソル、ラス・エスタカスを始めとする26基のピラミッドから成る遺跡。同名の村落からわずか1kmの場所にある。

(ソース: アンデス通信社)