タビの2日目。ポスソとトロパンパ つづき

・・・つづき♪

●12:30
Toropampa(トロパンパ)に到着。Toro=牛、Pampa=大草原って名前通り、広々とした牧草地の続く穏やかな場所だ。Witting Schausさん一家(なんて読むんだ?)が所有する土地で、河原で遊んだりバーベキューしたり。宿泊施設もある。またこれについては別途。

午後はここでのんびりと。おっちゃんもオバちゃんも水着に着替えて川で泳いだり、ボールを借りてきてサッカーしたり、キャンプよろしく歌ったり。我が家も大草原にねっ転がって、大自然を満喫!素晴らしい青空、美しい緑と清らかな川、そして冷えたビール♪最高やねぇ~。農園もあって、レモンやらカカオやらがたわわに実っていた。

「私も欲しいなぁ~」と思っていたら、みんな木の下に寄ってたかって好き放題に収穫してた。おっちゃんが「これがうまいねん」と、limon dulce(ちょっと甘いレモン)をいっぱいくれた。あと、見たことのないまんまるな木の実が成っていて、全員興味深々。

でも食べられないと聞くや、クモの子を散らすように去っていく。「食べられないなら用はない」と言わんばかりの人、「本当に食べられないの?」と名残惜しそうな人。そもそもこれらが他人の所有物だなんてこと、誰も考えちゃいない。

●13:30
今日のランチはパチャマンカ!「大地のお鍋」と言う名のアンデスの蒸し料理。地面を掘り返すと、香草の素晴らしい香りと共にお肉ちゃんがどどーんと!それらを取り分けてくれるのは、もちろんこのトロパンパの人たち。

金髪碧眼ではなかったけど、ヨーロピア~ンなイケメン君もいた。その男前君が、焼けた石を取り除きながら「アツッ!」と言うたびに、「まぁん♪ 気をつけなきゃぁ♪」と妙なトーンで声をかけるオバちゃんたちが笑える。みんな、正直でよろしい。

●14:00
さあ、やっとご飯だ!80人が思い思いの場所に陣取り、パチャマンカの登場を待つ。私とだんなは初日に「アヒ・コール」をしていた10人組と同じテーブルだった。ところで。私たちには事前にパチャマンカの引換券が渡されていた。ツアーで貸し切りなのになんで?と思っていたのだけど、同席した人によると「一人で何杯もお代わりする奴がいるから、その防止策だろう」と。

パチャマンカって美味しいけど、そうそうお代わりできるようなもんじゃないと思うけどなー。すっごくお腹膨れるんだよ?肉、肉、お芋、そしてユカ。そんな料理なんだけど?で、主催者からは「絶対失くさないで下さいね」と念を押されていた引換券なのだがやっぱり失くす奴がいるんですわ、これが。

さっきからわさわさとしていたこの10人グループのうちの一人が「私の引換券がない!」と叫び出したのだ。「ちょっと!今、このテーブルに置いておいた私の引換券、誰か知らない?」「えっ?見てないわよ」「落ちてるんじゃない?」「風に飛ばされたの?」その後、引換券を探すのに大わらわ。

周囲の人を巻き込んで、テーブルの上を見たり、下を覗き込んだり。旅行会社のセニョーラRに「引換券が風で飛ばされたの!」とすっかり風のせいにして自分が悪いんじゃないと主張してた。絶対自分の非を認めない。絶対謝らない。こういうところ、むっちゃペルー的。

●14:30
やーーーーっとパチャマンカが登場。大鍋から80人分に分けるのに、なんと1時間もかかったらしい。冷めるやんっ!そして例のごとく「アヒ・コール」が(苦笑)トロパンパの若者たちが必死で配ってるのに、10人全員が「ねぇ、アヒ、ないの?」と、何度も何度も声をかける。

最初は「はい、ただいま」と返事をしていたセニョリータも、あまりのアヒ・コールに、しまいには返事すらしなくなった。やっぱりドイツ人の子孫は、アヒじゃなくてマスタードなのか?ペルー人たちはアヒがないのが相当耐えがたいらしく、「まぁ、最後の一切れになってしまったわ。アヒなしで。」とずっと文句を言っていた。アヒに対するその愛情に感服いたしますわよ。

あと、飲み物で出されたリモナーダ(レモネード)が、水っぽくてびっくりした。「なに?これ。全然味がないじゃない!」と不満爆発のオバちゃんたち。カバンからさっき盗んで失敬して・頂いておいたレモンを出して、自らリモナーダを作りだす~(私もお裾わけもらった♪)げに逞しきはオバちゃんなり。アヒも収穫できたらよかったね~。

ちなみに、トロパンパのパチャマンカ(の豚肉)は、私がこれまで食べたどのパチャマンカより美味しかった!柔らかくてジューシーで、臭みもなくて、肉そのものの味もしっかりしていて。ドイツ秘伝の技でも隠されているのか?あ~ん、書いてたらまた食べたくなった。

●15:45
本日のメインイベント、Torneo de Cinta(トルネオ・デ・シンタ/リボンの競技)が催されることになった。これはドイツやフランスなどヨーロッパの伝統競技だそうで、紐に巻き付けたリボンを、馬で疾走しながら取るというもの。これはなかなかよかった!ご紹介はまた写真付きで別途詳しく。

しかしこういう伝統文化を今に受け継ぐオーストリア系ドイツ人の人々に何やらまた興味が湧いて来ましたわ。

●19:00
駆け足で参ります。とっぷりと日が暮れるまでトロパンパで遊んで、一度オスタルに戻って。夜はポスソの街の文化会館にて、子供たちによる伝統&創作舞踊の歓迎会。ポルカ的な踊り。可愛らしい~♪でも金髪の子は10数人中1人しかいなくて、ポスソの現状を体現してるなぁと思った。

ペルーアマゾンのこの僻地にオーストリア系ドイツ人が移民してきて約150年。現在は5世までいるそうだが、ペルー人との婚姻がどんどん増えているため純ドイツ人がどれほどいるか、もう分からないらしい。日系人はもともと「数年の出稼ぎ」でペルーに来て、日本に帰るつもりでいたから日本人同士の結婚が圧倒的に多かった。そして今もやっぱり多い。もちろんペルー人との婚姻が増えてるから、これから先は分からないけど。

こういう移民史ってもっと勉強したいなぁ。日本人とドイツ人の違いとかも。ほんとペルーって興味の種が尽きない。

●20:30
歓迎会は無事終了。そしてお待ちかねの記念撮影タイム!子どもたちと一緒に写真を撮ろうと、80人がいっぺんに集まるもんだから私なんかもう全然撮影できませんでしたわ。私が撮ろうとしても、「ちょっと、こっち向いてぇ~!」とオバちゃんたちが子どもたちをさらっていく・・・くすん。そのくせ、自分たちが撮り終わったら、また人に記念撮影を強要しはじめた。

「あんたも撮りなさいよ~!」あ”ー!煩い!私は子供たちだけの写真が撮りたいの!強制的に一緒に撮らされたあげく、ボケボケのブレブレで使えない写真。まったく親切なんだけど、おせっかいなんだよ!いい人たちなんだけど、人の話を聞かないんだよー!ということでなんかもみくちゃにされて疲れた&パチャマンカでまだまだお腹がいっぱいだったため、この日は夕食をパスして休むことに。

ちなみに今夜はオプションながらディスコテカ・ツアーもあり!きっとすごいことになってたんやろなぁ・・・そのパワー、どっから来るんや?

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2 Replies to “タビの2日目。ポスソとトロパンパ つづき”

  1. え~ディスコテカはパス?!それはもったいない(笑)
    いや、そのぐらい耳を休めてやらないとオバちゃんたちのお喋りで難聴になりそやもんね(笑)
    ああ、そちらのドイツ系移民さんは、もうそれと分かりづらいんですね。
    こちらはいかにも!な「金髪碧眼」かつでっかいひとがまだまだたくさん。南部だからなのかもね。
    今月初旬から明日まで「パラナ州民族芸能祭」なるものが開かれてます。おとついの日系人の出演日に行ったけど、ポーランドやドイツ・イタリアなどいろんな国の芸能が(ほぼ)日替わりで出演。来年は毎日通いたい!
    (またこちらの東欧系移民の話とか、面白そうなネタあったらお知らせしますね)

  2. ちちゃさん、返事が遅れてごめんよ~!
    「民族芸能祭」、面白そうやね!ブラジルも移民が多そうだもんね。それぞれのルーツを大切にするのはいいことだ。ペルーはドイツ、イタリアは多いけど、ポーランドはどうなんだろう?来年はしっかり通って、ぜひ色々と教えてね!でもってちちゃさんもバリ舞踊を披露すべし!(笑)

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