修道女たちがロザリオに祈りを捧げ、聖書を黙読する場所。
1738年完成。オレンジの木があることからその名が付けられた。内庭にある3本の十字架は、修道院の伝承のひとつになっている。ここでは毎年聖金曜日に修道女たちによってキリストの受難が演じられていたが、観光客はその様子を見学することができなかった。
1715-1723年に建てられた修道院最大の回廊。左側には5つの懺悔室が設けられている。他の回廊同様宗教画が掲示され、32枚の絵画の内23枚は聖母マリアを、9枚はキリストを題材としたもの。
修道院で最も美しい通りのひとつ。スペイン・アンダルシアの街並を彷彿とさせる、窓の半ばに吊るされた赤いゼラニウムのフラワーポットが特徴。 この通りには異なる二つの時代の建築様式が見られる。通りの右側は18世紀の建築で、40cmx45cm角の切石が用いられている。左側は1968年から1970年の間に建てられた新しいもので、修道女が暮らしていた。
“Zoco”はアラビア語で交易や物々交換の意味。毎週日曜の早朝にはこの場所に修道女たちが集い、織物や布をはじめ手作りの品々が交換されていた。
通りの突き当たりには後に調理場となったかつての古い教会がある。また、アレキパの特徴的な建築様式であるアーチ型の柱が2本建てられている。
この調理場はその独特のレトロな雰囲気で観光客の注目を集めている。高いドーム型の天井から、かつては礼拝堂として使われていたというのが専門家の意見だ。炭や薪などの燃料が使われていたため、壁は煤けている。内部の調理道具は当時のもの。
洗濯場からセビリア通りまでを結ぶブルゴス通りは、信徒の古い菜園に隣接している。この通りからは、修道院の聖堂のドームやアレキパ教会の尖塔が見える。
本来は穀類やトウモロコシ、ワインなどの貯蔵に用いられていた陶製の大甕を半分に割ったものを洗い桶として用いていた。1770年に造られたもので、20個ある大甕にはアレキパ市の用水路から水が引かれていた。中央の水路を流れる水は、石製の土台の上に置かれたそれぞれの大甕 (洗い桶) に注がれた。洗濯の後は甕の底にある栓を抜いて排水し、汚水は地下水路を通じて川へ流されていた。 (ここまで修道院公式サイトより引用:筆者訳)
洗濯場の近くには修道女たちのお墓もあった。このお墓は1827年から1969年にかけ暮らしていた修道女たちのもので、その後は修道女が亡くなると院内の地下墓地に埋葬されていた。
修道院内に6箇所ある通りの内最初のもの。すべての通りにはスペインの地名が付けられている。
院内3番目の通り。最も長く、最も狭い。さらに、ここにある建物は修道院で最も古い。
でもとにかく広いのよー!水を持ってこなかった事を とても後悔。カフェテリアも併設されてたけどね。説明もスペイン語、英語、イタリア語、ドイツ語・・・ときちんと整備されててじっくり回ったら 2時間じゃ全然足りなかった。入場料S/.25ってのもなかなかお高いものだし、時間のある時にゆっくーり回るのがお勧め!