ステキ過ぎるペルーの銀行

facebookに「ペルーの銀行はあほだ」と書いたら色々コメントを頂いたので、うれしくなって思わずブログに書いております・・・。ペルーの「サービス最悪なんじゃ、うりゃ!」リスト、ワースト3は銀行・電話会社・移民局。

例えば移民局については、前回こんなことを書いてみた。←あら、この時は伏字だったわ。

電話会社についても、過去にこんなことを書いている。←会社を替えたらトラブルなし♪ ほんじゃ銀行は?ってことで、今回のことを書いてみようと思う。
アクセストークンネットバンキングから振り込みしようとした時のこと。最近はペルーの銀行もセキュリティが厳しくなり、振り込み作業をする時には「Clave Digital/ セキュリティ・トークン」が必要となっている。←銀行による。以前のものはちゃんと機能していたが、使用期限が来たので新しいものを発行してもらった。どうやらこれが曲者だったらしい。

先日、ネットバンキングから振り込みしようとしたら、認証番号をきちんと入力しているにも関わらず、振り込み画面が表示されなかった。その代わり画面には「このオペレーションを実行するには、セキュリティ・トークンが必要です。お近くの当行オフィスでお求めください」という一文が表示されていた。なんでやねん、ちゃんと番号入れたやんか。

何度やってもダメなため、この時は銀行でお金をおろして窓口で振り込んだ。しばらくほっておいたが、昨日ついに重い腰を上げて銀行へ向かった。ランチタイムの後で、すごく混んでいた。ここで待たされること30分以上。あー、人生の無駄だー。

やっと順番が来て、ファビオラという女の子のデスクへ。トークンが使えないというと、「あなた、これの使い方分かってるの?」という、明らかに人を小馬鹿にしたような対応をした。ちっ。「分かってる。でもいくら番号を入れても、こういう画面になる。だから相談にきた」とそのネット画面のコピーを見せた。説明するより、物を見せたほうが早いのである。

そのコピーを見てちょっと怪訝な顔をしたファビオラ、「じゃあここでやってみましょう」となって彼女のパソコンを使ってこちらのネットバンキングに接続し、同じ操作を行った。でもって、「このオペレーションを・・・」という例の画面が表示されたため、やっと「まともなクレームを言いに来た、まともな客である」ことが認知されたのだ。あほんだら。

で、そこからが長い。あれこれ画面を操作し、同僚に相談するも、原因が分からなかったファビオラ。そこで社内のシステムセンターに電話をかけ、システム担当者に確認を取ろうとした。しかし何度電話しても、システムセンターは誰も出なかった。まったく使えない。

今度はサービスセンターへと電話した。担当者に状況を説明した後、彼女は「直接センターの人と話して欲しい」と電話を寄こした。ペルーではいつも「本人が直接話す」ことを要求される。たぶん社内の人間をも信用していないからだろうが、どこまで客を煩わせるのだろうか。外国人はどうするのか、ましてや声の出ない人はどうなのか。まったくもって失礼なシステムである。

ひとしきり話を聞いているにも関わらず、「トークンを落として踏んだんですか?」など超あほなことを聞いてきたセンターのあほんだら。その上、「新しいトークンを再発行するのに、39ソレス掛かります」と言うではないか。はぁ?なんでやねん!使えないトークンを渡したのはそっちやろ?被害を被っている客が、なんで再発行手数料を払わんといかんのだ???

こっちのクレームに対し、担当者はしれっとした声でこう答えた。「ああ、それはあとでクレームセンターにクレームして下さい。そしたら返金しますから」と。ぎゃーん!死んでくれー!担当者ー!

性悪説のこの国では、「振り込みしたけりゃ、現金持って窓口に来い」と考える。で、「どうしても自宅PCから振り込みしたいなら、あとでトラブルにならぬようトークンを使え」となり、「でも使いたかったら、トークン代払ってね」となっている。顧客の利便性をまったく考えていない、素晴らしいシステムなのだ。

で、今回のように「顧客には何ら非がなく、トークン(もしくはシステム)に不具合があった場合」などは想定していない。ゆえに、再発行代を払えと言ってくる。でもさすがにクレームを言われたら分が悪いので、その場合は返金しますという。クレームしなければ、ランチメニュー約5回分もの金額を泣き寝入りすることになる。むきーーーっ!!!

ファビオラは涼しい顔で再発行手続きを行っていた。「まあ、クレームさえして貰えば返金されますしぃ」とにっこり。なのに、再発行したトークンも我が家のネットバンキングでは機能しなかった。だからシステムがおかしいんだって!大元から見直してよーーー!!!

「うーん、困ったわね。でもとりあえずこの古いトークンはブロックしちゃったから、また明日、新しいのを取りに来て。私?ええ、明日もいるわ。でも誰でもオッケーよん♪」とのたまうファビオラ嬢。この日、2時間を彼女と共に過ごしてしまった。

そして今日、また行って来た。でもシステムの問題は解決しておらず、「後日また来てね~」って。すごーい、ステキ過ぎるぞ、ペルー最大手銀行さん♪ あなたのその一貫したやる気のない姿勢に、身も心も打ちのめされるわ~♪

そんなこんなのペルーライフ。人間、器がでかくなります。精神を鍛えたい方にはもってこいのシステム満載です。

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“ステキ過ぎるペルーの銀行” への12件の返信

  1. ペルー、すごいね。みんな、悪い人ではないんだけどね。先日、LAN航空でイキトスから、リマに行くときの話。日本で手配したチケット、数日後に、LANのスケジュールが変更になった。ネットで調べると、私の予約番号を入力しても出てこない。
    仕方が無いので、イキトスの事務所にいって、わけを話して、調べてもらった。画面で私が見せたのに、受け付けた女性は同じことをやっていた。何度やっても、私の名前はでてこない。しばらくして、どこかに電話してる。客が英語しか離せないから変わってくれと頼んだようだ。LANの事務所だって、英語話せる人いるだろうに。
    30分かけて、さんざん調べて、システムがダウンしているといって、私の持っていたEチケットに手書きで書き込んでいた。お粗末。ペルーのサービスって、日本とは比べ物にはならい、、というか、日本がしっかりしすぎているかも。

  2. こんにちは。
    本当に、大変ですね。
    でも、待たされるのは、日本でも同じかも。
    ところで、この銀行って、BCPのことですかぁ?
    お勧めの銀行ってないんでしょうか。

  3. げげげっ、まさに昨日、アタシもこのトークンの再発行に行ってきたところだったのよ!書き込みの方にも参加しようと思ってたんだが、出遅れたな、と思っていたら…。トークンの写真を見て、ホンキでビックリしたよ。
    アタシの場合、最後の桁の数字が読めない、っつー不良品を一昨日、不良品だ、って分かってるのに受付嬢がそのまんま渡したせいで翌日にも出頭、って話よりも前に、長い長い歴史があるんだけど。そのネタでもう1つ、銀行のブログ書いてくれんかね?

  4. はい、まさにお粗末です。Eチケットやら今回のトークンやら、先進国のシステムを導入するものの、オペレーションするのがペルー人なのでトラブルに対応できないのです。私も以前飛行機がフライトキャンセルになり、別便に変更された時手書きで座席番号を書かれました。こう言う時はなるべく早く機内に入って座ってしまうことをお勧めします。万が一ダブルブッキングの場合でも、座ってるほうが絶対優先されるので!

  5. 鳥吉さま、コメントありがとうございます。ところで日本の銀行も待ちましたっけ?日本は待たされても雑誌とかあるし、心地よく待てそうです。ペルーもテレビであほな番組を流してくれますが、今回は不幸なことにその画面が壊れてて煩い音しか聞こえませんでした。銀行はそこです。最大手さんです。ペルーの銀行でオススメなんてきっとないですよ!(笑) でももしそういうステキ情報が手に入ったら、またブログ書きますね!

  6. えっ?そうなの?どのオフィスだったの?「不良品でもとりあえずいっか…」みたいな姿勢、本当に不思議だよね。また後からクレームくるし、誰かが対応しなきゃいけないんだから、仕事が増えるだけなのに。先を考えないあの思考は素晴らしいです。えっ?その前に長い歴史があるの?じゃあヒアリングに行こうかなー(笑) 口頭筆記、しまっせー♪

  7. 再び、こんにちは。
    お話のペルーの銀行ほどではないにしても、
    曜日、時間によっては、30分以上待つことは
    結構あります。
    基本的に、銀行って、どこの国でも、官僚的
    ですね。融通が利かないっていうか。年末
    最終日にある銀行に行ったら、「今日まで
    仕事させるのか!」って言われたことが
    あります。

  8. 日本の銀行は早く閉まるし、使えませんね。こちらはATM24時間サービスは当たり前です。窓口も夕方まで空いてますよ。でも対応がこれですから、どっちがいいか分かりませんが(苦笑)

  9. おら~やっとネット開通!(なんとか1か月以内)、やっと書き込みできるぞっ…と、話題に乗り遅れ?!(汗)
    銀行ね~うふふふふ、南米の優等生(?)ブラジルも目くそ鼻くそやっちゅうのはこの前アツ~く語った通り。
    プレミアサービスの上顧客を3店舗たらい回し(ってか自ら歩いて回った訳だ)、あげく面倒くさそうに「あ~このカードじゃダメですね」でチョン。思い切り無駄足踏んでトホホでしたわぃな。
    あ~思い出すとどんどん長くなっちゃうので、ここらへんにしときますわ。
    そうそう銀行がストするっちゅうのも、日本人にしたらもの凄く不思議な風景でしたっけ。

  10. うん、ブラジルも素晴らしい対応だったね!(爆) でもさ、この前銀行に行ったら、人が何人も待ってるのに、白人の偉そうなおじさんが優先して窓口に通されていたの。しかも彼に付き添っていた銀行員が、窓口の人にこそこそと耳打ちしてさー。「あ、奴は超・超金持ち上顧客に違いない」と思ってしまったわけ。ペルー人、金と人種と社会階層に弱いからさ。ブラジルはそういうの、ない?

  11. 「超金持ち上顧客」は窓口に行かへんと思う…銀行によっては(松)印専用店舗があるから。がその顧客がたまたま(梅)印フツー銀に行くってと…(ひとつ前の投稿に戻る 笑)

  12. 超金持ち用の店舗があるってすごいねぇ… そしてその超金持ちが普通の店舗にいったらもう対応できないってのも・・・お粗末(苦笑) お疲れ様でしたー!

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