ペルー政府 W杯プレーオフ当日を不労日に制定

ペルー首相府(PCM)は11日、2022年FIFAカタールW杯の大陸間プレーオフ(豪vsペルー)が行われる6月13日(日本時間6月14日)を公共機関の不労日と定める大統領令第068-2022-PCMを官報にて公布した。同令の概要は以下のとおり。

大統領令第068-2022-PCM

第1条 公共セクターにおける不労日

全国の公共セクター労働者に対し、2022年6月13日(月)を補填対象となる不労日と宣言する。但し税務上は平日扱いとする。

第2条 不労相当時間の補填

公共セクターでは、当該不労日について、終了後10日以内または各公共機関の長が必要に応じ定める機会に補填されるものとする。

第3条 必要不可欠なサービスの提供

第1条および第2条の規定とは別に、公共セクターの長は、当令に定める不労日の間社会的に必要不可欠とされるサービスの提供を保証するために必要な措置を講じるものとする。

第4条 民間セクターにおける不労日について

民間セクターの職場は、欠勤相当時間の有効な補填方法を定める使用者と雇用者間の合意を条件として、当令の規定を準用することができる。尚、合意がない場合は使用者が判断する。

第5条 地域社会に密接した経済活動

保健衛生、清掃、電力、上下水道、ガス、燃料、葬祭、通信、運輸、港湾、空港、警備、監視、夜警、現金輸送、食糧・食品販売などのサービスを行う民間活動労働体系下の企業や事業体は、地域社会に対する諸サービスを保証するため、当令第1条により宣言された不労日の適用から除外される職務および、引き続き稼働する各々の労働者を決定する権限を有す。

第6条 副署

当令は、内閣首相および労働雇用促進相、内務相、教育相により副署される。

2022年6月10日 ペルー共和国副大統領

(ソース: El Peruano 11/06/22)