ペルーにコロナ第4波到来 初のサル痘患者も

ペルー保健相ホルヘ・ロペスは26日夕、ペルーはすでにCOVID-19の第4波に突入していると発表した。保健省は25日、第4波の到来については次週判断するとの見解を示したばかりだった。

「私たちはすでに(ウイルスの)第4波に入っています。国内の多くの州や郡において、第4波と呼べる状態をすでに5%ほど上回っています。その筆頭は首都リマです」と同相はTVペルーの番組で述べた。

同相はまた、数週間前の報告では一週当たりの感染者数が1800人程度だったが、現在は1万1000人を超えていると説明。このような状況を踏まえ、予防接種センターへ赴き適宜3~4回のワクチン接種を受けるよう国民に勧告した。

保健省は一昨日、リマおよび全国複数の地域でCOVID-19感染者数の増加が続いていることから、疫学的な注意を促していた。

国内初のサル痘感染例報告

他にも同相は(26日)、国内初のサル痘感染者が1人見つかったと報告。同相によると、この人物はペルー在住の外国人男性で、国外からの複数の来訪者と接触した模様。発症は10日前で現在は病状が安定しており、家族共々隔離状態にあると説明した。

(ソース: Gestión 27/06/22)