ペルーでオミクロン株感染者4人を初確認

ペルー保健相エルナンド・セバジョスは19日、新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン株の感染者4人が国内で初めて確認されたと記者会見で発表した。

感染者の内訳は、南アフリカからリマ国際空港に到着した人類学者(男性)1人、子供2人、医療機関の職員(女性)1人で、いずれも症状は安定しているという。国立衛生研究所(INS)と保健省は現在、これら4人の行動や接触者などにつき追跡調査を進めており、すでに接触者のうち2人がPCR検査で新型コロナウイルス陽性と確認された。

保健相はまた、国内初となるCOVID-19オミクロン株感染者の確認を受け、本日午後専門家会議を招集し政府による対策を協議すると述べた。保健省発表による国内成人のCOVID-19ワクチン接種率は74.1%。

(ソース: Gestión 19/12/21)