カハマルカのオススメレストランとクイ・コン・アヒアコ

2月9日(火)たびこふれに 伝統料理かシーフードか アンデスの街カハマルカのオススメレストラン2選 が掲載されました。

今月のたびこふれは、カハマルカにあるオススメレストランを2軒ご紹介。1軒はアルマス広場に面したカハマルカ&アンデス伝統料理の老舗、もう1軒はシーフードとパリジャーダが人気のお店です。このコロナ禍でお気に入りの店がどうしているかと心配しましたが、どちらも苦難を乗り越え無事再開を果たしていました。よかった!またいつかカハマルカへ行ける日を楽しみにしています。

クイ・コン・アヒアコのレシピ

アンデスのご馳走といえば、なんといっても「Cuy(クイ)」。テンジクネズミ科テンジクネズミ属モルモット種の齧歯動物で、南米アンデス地方が原産です。今回はカハマルカ名物「Cuy con ajiaco(クイ・コン・アヒアコ)」のレシピをご紹介しましょう。コロンビアやメキシコでアヒアコといえば鶏肉とジャガイモを使ったスープのことですが、ペルーではほんのりトウガラシ風味のジャガイモ料理を指します。日本でクイの入手は困難なので、ウサギや鶏肉に置き換えてお試しください。

材料

  • クイ 1匹(皮付きの鶏モモ肉などで代用可)
  • パパ・アマリージャやパパ・ブランカなどあわせて4個(※)
  • 紫タマネギ 1/2個(みじん切り)
  • トマト 1/2個(種を取って粗みじん切り)
  • すりおろしニンニク 1個分
  • アヒ・パンカ、クミン、塩コショウ、パセリ、油 適量

※パパ・アマリージャは黄色くて粉っぽく煮崩れしやすい品種、パパ・ブランカは白くて煮崩れしにくい品種です。日本では、男爵イモやきたあかりとメークインを合わせて使うといいでしょう。

作り方

  • クイを1/2,または1/4にカットし、全面に塩コショウを振ってしばらく馴染ませておく。
  • 鍋にクイと、クイが半分浸かるくらいの水を入れ、蓋をせずによく茹でる。茹で汁にはクイの旨みが溶けだしているので、捨てずに取っておく。
  • 茹で上がったクイを取り出して水分をよく拭きとり、多めの油でからっと素揚げにする。
  • 別鍋に皮をむいて適当な大きさにカットしたジャガイモとひたひたの水を入れ、柔らかくなるまで茹でる。

※ジャガイモの大半が溶けて、トロトロのピューレ状になるまで茹でるのがペルー風。もちろん固形が残っていても問題なし。

  • フライパンに油を入れてタマネギを炒め、軽く火が通ったらニンニクのすりおろしとアヒ・パンカ、トマト、クミンを加えてさらに炒め、最後にパセリのみじん切りと塩コショウで味と調える。
  • 上記のソースとクイの茹で汁をジャガイモの鍋に移し、よく混ぜながら再度加熱する。
  • 皿に炊きたてのご飯とアヒアコを盛り、クイを乗せたらできあがり。サルサ・クリオージャ(タマネギのレモン和え)を添えれば完璧!

ペルーパンデミック332日目

ペルー保健省発表2月8日COVID-19関連国内統計

  • 感染者数累計 1196778人(前日比+5557)
  • 死者数累計 42626人(+159)
  • 既検査数累計 6667246件(±0)
  • 陽性率 17.95%↓
  • 死亡率 3.562%↓
  • 入院患者数 13828人(+254)
  • 上記の内ICU患者数 2036人(±0)
  • 回復患者数 1111496人(+254)

直近一週間の一日当り感染者数推移(カッコ内は死者数)

  • 2月8日 5557人(159)
  • 2月7日 4523人(159)
  • 2月6日 6220人(187)
  • 2月5日 7433人(188)
  • 2月4日 7993人(180) 
  • 2月3日 6715人(215)
  • 2月2日 8573人(184)
  • 直近7日間平均 6716.3人↓(181.7↓)
  • 直近7日間の陽性率 17.27%↑ ※累計比
  • 直近7日間の感染者数合計 47014人↓(前日比-1491↓)
  • 直近7日間の死者数合計 1272人↓(前日比-14↓)

(ソース: MINSA 2月9日)