リマメトロ4号線 14か国に事業プレゼン実施

リマ・カリャオ統合交通局(ATU)は18日、リマ首都圏の東西(アテ区とベジャビスタ区)を地下鉄で結ぶ大規模建設事業、リマメトロ4号線プロジェクトの概要を発表した。

同プロジェクトはリマ市とカリャオ特別州計13区(ベジャビスタ、サンミゲル、プエブロリブレ、マグダレーナ、ヘススマリア、リンセ、サンイシドロ、ラ・ビクトリア、サンボルハ、スルコ、ラ・モリーナ、サンタアニータ、アテ)の沿線住民211万6000人に恩恵をもたらすとATUは説明。

メトロ4号線は20駅を45分で結び、全線が地下化される予定。一日当りの予想乗客数はおよそ60万人で、2025年の開業を見込んでいる。

テレビ会議形式で行われた同事業のプレゼンテーションには、スペイン、イタリア、英国、オーストリア、ドイツ、ブラジル、カナダ、韓国、フランス、インド、米国、日本、スウェーデン、ロシア各国の大使および大使館代表者が参加した。

同事業は、昨年成功裏に終わったパンアメリカン競技大会2019を始め、国内北部エル・ニーニョ災害復興事業やクスコ州チンチェーロ国際空港建設事業で現在採用されている政府間相互契約方式にて実施される見通し。

(VIDEO: ATU Perú)

(動画ナレーション和訳)

リマ首都圏メトロネットワーク4号線は、カリャオ特別州のベジャビスタ区からリマのアテ区まで、リマ首都圏13区を東西23kmにわたって全線地下鉄形式で結び、一日100万人以上の旅客輸送を可能にする大規模プロジェクトです。また、メトロ2号線の一部計画区間(リマ国際空港方面)とも接続される予定です。

メトロ4号線には20の地下駅が設けられ、1列車当りの乗車定員は1400人、自動運転による44列車が運行される予定です。現在メトロ4号線建設事業は実行可能性調査段階にあり、競争性の確保を目的とした国家インフラ計画の枠組みにおける公共事業形式でのプロジェクト実施が検討されています。ATUはこのようにして、国家の発展と市民の幸福に向け取り組んでいくことをお約束します。

(ソース: Gestión 19/09/20)

ペルー国家緊急事態発令188日目

9月18日0:00ペルー保健省(MINSA)発表COVID-19関連国内統計

  • 感染者数累計 756412人(前日比+6314)
  • 死者数累計 31283人(+137)
  • 既検査数累計 3640863件(+26125)
  • 陽性率 20.78%↑
  • 死亡率 4.136%↓
  • 1日の検査数 26125人(+3608)
  • 1日の感染者数 957人(-964)※当該日以前の感染者5357人を除く
  • 1日の陽性率 24.17%↓
  • 入院患者数 9400人(-124)
  • 上記の内ICU患者数 1449人(+10)
  • 回復患者数 600795人(+6282)

過去一週間の一日当り感染者数推移(カッコ内は死者数)

  • 9月18日 6314人(137)
  • 9月17日 5698人(95)
  • 9月16日 6380人(124)
  • 9月15日 4160人(115)
  • 9月14日 4241人(102)
  • 9月13日 6787人(117)
  • 9月12日 6162人(123)
  • 直近7日間平均 5677.4人↓(116.1↑)
  • 直近7日間の陽性率 25.16%↓ ※累計比

(ソース: MINSA 9月18日)