コロナ禍でリマ首都圏就業人口121万人減

国立情報統計庁(INEI)は15日、今年の2月から4月にかけ、リマ首都圏の就業人口が25%(前年同期比▲121万6600人)減少したと伝えた。

うち男性は24.9%(▲66万6400人)、女性は25.1%(▲55万200人)減少し、リマ首都圏の就業人口は合計で365万4900人となった。

年齢層別では、14~24歳が28.3%減(▲23万8800人)、25~44歳が26.4%減(▲67万6500人)、45歳以上は20.6%減(▲30万1300人)。

セクター別では、建設30.5%減(▲10万9000人)、製造27.3%減(▲17万1600人)、サービス25.1%減(▲70万9400人)、商業20.9%減(▲20万6500人)など。

企業規模別では、零細小企業31.1%減(▲91万2700人)、中堅企業18.0%減(▲7万8100人)、大企業15.1%減(▲22万5800人)。

就業様態別では、会社員などの従属労働者が19.3%減(▲57万3000人)、フリーランサーなどの非従属労働者32.4%減(▲46万2300人)、経営者33.7%減(▲9万3000人)等。

リマ首都圏の2~4月平均月収は4.2%減少(▲S/72.3)しS/1664.0に。男性の平均はS/1876.1、女性はS/1399.4。家族の月間収入を合わせた世帯収入は前年同期比で26.9%減った。

学歴別の平均月収は、大卒以上13.0%減(▲S/375.9)、中等教育1.4%減(▲S/17.5)、技術専門校卒0.9%減(▲S/14.3)。

また、3月の単月GDPは前年同月比で16.26%減、COVID-19パンデミックの影響を受け128か月ぶりのマイナス成長に。第1四半期は前年同期比で3.39%後退、年率では0.78%の微増。

(ソース: INEI 15/05/20)

ペルー全土封鎖 外出制限62日目

保健省発表による5月16日0:00現在の国内感染者数は88541人(前日比+4046人)、死者合計は2523人(+131)。感染者の州別内訳はリマ57473人(+2572)、カリャオ6513人(+91)、アンカシュ1971人(+192)、アレキパ1709人(+151)、クスコ609人(+6)、ワヌコ470人(+57)、イカ1412人(+66)、ラ・リベルタ2015人(+181)、ランバイエケ4596人(+234)、ピウラ3032人(+62)、ロレト2444人(+190)、マードレデディオス201人(+14)、フニン1046人(+33)、サンマルティン598人(+35)、トゥンベス603人(+25)、カハマルカ424人(+13)、パスコ189人(+4)、アヤクチョ367人(+45)、タクナ208人(+11)、ワンカベリカ229人(+4)、アプリマック104人(+4)、モケグア190人(+2)、プーノ201人(+9)、アマソナス279人(+9)、ウカヤリ1658人(+36)。既検査数は630482件(+25099)、陽性判定率は14.04%、死亡率は2.85%。7275人(+190)が入院中(うち840人はICU・前日比-11)、28272人(+1125)が回復へ。

(ソース: MINSA 5月16日)