Backus社4州でビール販売中止 他も供給1割に

新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大による外出制限下の「ビール行列」発生を受け、ペルーの最大手ビールメーカーBackus社は、感染者の多い地域におけるビールの販売を中止すると発表した。

北部都市のピウラでは25日、ビールの販売を始めた卸売業者の店舗に外出制限下の市民が長蛇の列を作り、その模様がSNSを通じ拡散された(YouTubeの動画はこちら)。混雑が生じたためこの店舗は同日午後1時半ごろ店を閉めたという。

Backus社はこの事態を受け、国内でも特に感染者数の多いピウラ、トゥンベス、ランバイエケ、ロレトでは同社が扱うビールを当面販売しないと決定、他の地域も供給量を平常時の10分の1まで削減すると伝えた。

同社はまた、厳格な安全基準の遵守に書面で誓約する顧客(卸売・小売業者など)にのみ自社製品の販売・供給を行う意向としている。

バリオス生産相は先週23日、外出制限解除後における経済活動の段階的な再始動にあたり、ビール生産の再開を検討中と発言。保健省発表による25日現在のCOVID-19ウイルスによる死亡率は全国平均で2.76%、ピウラ州では11.81%に達している。

(ソース: El Comercio 26/04/20)

ペルー全土封鎖 外出制限42日目

保健省発表による4月26日0:00現在の国内感染者数は27517人(前日比+2186人)、死者合計は728人(+28)。感染者の州別内訳はリマ17884人(+1317)、カリャオ2615人(+179)、アンカシュ506人(+42)、アレキパ396人(+32)、クスコ182人(+8)、ワヌコ167人(+7)、イカ284人(+16)、ラ・リベルタ503人(+22)、ランバイエケ1602人(+214)、ピウラ790人(+121)、ロレト786人(+44)、マードレデディオス94人(+3)、フニン284人(+27)、サンマルティン151人(+30)、トゥンベス250人(+10)、カハマルカ128人(+23)、パスコ78人(+10)、アヤクチョ53人(+8)、タクナ68人(+1)、ワンカベリカ40人(+7)、アプリマック68人(+5)、モケグア92人(+19)、プーノ69人(+4)、アマソナス78人(+11)、ウカヤリ349人(+26)。既検査数は232747件(+14552)、陽性判定率は11.82%、死亡率は2.65%。3632人が入院中(うち554人はICU)、8088人が回復へ。

(ソース: MINSA 4月26日)