壁面アートでギネスに挑戦

ペルー文化省認証非営利団体のValidarte文化協会は12日、第1回国際ウォールアートビエンナーレへの参加を希望するアーティスト500人の募集を開始した。

リマ市自治体の協力によるこの芸術イベントは、リマ新市街を南北に貫く都市高速道路「パセオ・デ・ラ・レプブリカ(写真)」の擁壁に“壁面アート”を施そうというもの。対象となるキャンバスは、ハビエルプラド通りからリカルドパルマ通りにかけての延長3kmにおよぶ区間。

描画の日程は4月26日から28日にかけての3日間、時間帯は午前8時から午後6時まで。多人数が同時に作業を行い完成させる壁面アートとしては、地球上で最も幅の広いものとなる予定で、ギネスブックへの登録を目指している。

同協会のフリオ・ギジェン氏は、参加者には旅費と軽食、飲み物を支給すると確約。デザインの事前了承や、参加者への傷害保険付保を含めた公道上での安全確保が開催までの課題としている。

(ソース:El Comercio 13/03/19)