時計はあえて安物を!ROLEX強盗に注意

昨年12月から現在にかけ、リマ市ミラフローレス、スルコ、サンボルハ、サンイシドロの4区でバイクによる高級腕時計強盗が多発、少なくとも10件の被害届が確認されている。

被害者は銃で脅され、その多くは犯行時に聞いた訛りから強盗犯が外国人だったと警察に話している。またミラフローレスとサンボルハの捜査当局は、被害者2名の証言を基に犯人はベネズエラ人と明かした。

「医師1名が公立病院(INEN)を出た際、時価1万㌦以上のロレックス製腕時計を強奪された。おそらくこの犯人はミラフローレスでも犯行を重ねており、今はルリガンチョの刑務所にいる。目下詳細を捜査中だ」と捜査関係者は話す。

サンイシドロのルーズベルト公園では今月初頭、強盗が3歳の女の子に銃を突きつけ、その父親から腕時計を奪った。他にもミラフローレスでは、5月2日通りにあるホテルの前で午後2時ごろ、バイクに二人乗りした強盗が50代の男性からロレックス製の腕時計を強奪した。いずれも被害者は犯人に後をつけられていた模様。

リマ地域を管轄する国家警察のマリオ・アラタ署長は、これらの事案について捜査中とした上で、「腕時計は国外で売られる可能性がある」と述べた。

(ソース:El Comercio 28/02/19)